美しき混沌に禍あれ(前編)

@hikarun0308

始まりと終わり(前編)

ある日の朝、私は自分の部屋にいた。いつも通りの天井、いつも通りの壁、いつも通りのベッド。今日、私は同人誌を買いに行くんだ。現時刻は午前8時。買いに行くので、少し気分が良い。が、しかし、8時ということに気づきあせる。同人誌の販売は9時からで、ゆっくりすることは出来ないと思った。急いで準備しないと。急いで準備をして家を出る。財布も持ったし鍵も閉めた。よし!準備OK!同人誌を買いに出発進行!!! 意気揚々と歩き始めた。同人誌の販売まであと45分だ。急いでいけばまだ間に合う!! 自転車に乗り全力疾走した私の今の姿はまるでチーターのようだ(と自分で思っている) うっひょーー!! とても気分が良い。そのまま走り抜ける。同人誌は待ってくれない。飛ばしに飛ばすまだまだ行ける、、そう思ったら前から当たりに来た人が居た。不幸だ、いつも通りでいいのに当たり屋だった。「んだてめぇ!?!?!?!?どこ見て乗ってるんだおらあああああああああああ!?????????ぐふっ… 」 「すまない。私は急いでいるんだ。殴るだけで勘弁してやる。」 そう言って私はその場を後にし、再び全力疾走した。同人誌の販売まであと37分。当たり屋のせいで3分くらい遅れた。あとで殺しておかなければならない存在だ。そういう思いを…… 

「なにっ!?」

全力疾走に追いつく脚力を持った当たり屋。

「てめぇぇぇあたっといてどこいくんじゃわれぇぇぇ」

確実にやべえやつに出会った

「い、急いでるんだよ」

男は掴みかかってきた。その男の能力は超脚力(スピーディーレッグ)体格はやや大きめで筋肉は見た感じありそうだ。だが私の能力に勝てるものがいるというのか!? 発動 異能力身体 全身にある身体能力を10倍にすることが可能なのだ。さっき全力疾走していた時も足の筋肉を最大限まで……

がちゃ

!? ヤバイチェーン外れた、、

だが、だからといって捕まるわけにはいかん

「これならやるよ」

自転車を渡してやった。なんだかんだでもうちょっとだ!

しかし、厄介だな。帰りがめんどくさそうだ。なけなしの金を、、、そうだ!

「おい、おまえ金あるか?」

「は?」

「もってるかっつってんだよ!答えろ!!!!!!!!!!」 「10万円なら…(同人誌を買うお金」!?!??! 少し声に出してしまったようだ。問題はない。「なら1万よこせ1万」 「はい。」内心1万円でいいのかと思いつつも渡した。心と同人誌が痛い。 この時点で同人誌の販売まであと30分 あの野郎、いつかぶっ殺してやる。再び全力疾走をした。風景が見えないほどに真剣になって自転車を漕いでいた。(ちょっと疲れたなぁ…)

_(›´ω`‹ 」∠)_シンドイ

すごく疲れるなぁ。何が原因なんだぁ。自転車をよく見るとキノコが生えてる。キノコかぁ。おいしいかなぁ。キノコ嫌いだけどぉ。同人誌っていいよなぁ。なんでいいんだろうなぁ。ふへへ(´・ω・`)キノコキノコ… ハッ! 行けない何かに目覚めそうだったもう目覚めてるけど。 という会話を心の中でしているとき目の前に突如穴が現れた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

美しき混沌に禍あれ(前編) @hikarun0308

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ