後悔はロボットになる前に

作者 箱守みずき

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★★★ Excellent!!!

私が小さい頃、父親によく論語を読まされていました。
その中でも、『己の欲せざる所人に施すこと勿れ』この言葉だけは、今でも覚えています。
でも、『己の欲せざる所』なんて、自分がそれを体験するまでは分からないのかもしれません。
自分にとっての当たり前が、他人にとっての当たり前とは限らない。
だから、自分の当たり前を他人に強制するのではなく、当たり前を客観的に見て、それが相手にとっての当たり前なのかを判断しなければいけない。
そうやって、気付かないことに気付こうとする努力を精一杯やりながら生きていけば、優しい人になれるのでしょうか。

★★★ Excellent!!!

隣の芝は青いものだ。
他人の幸せは輝いて見える。
しかし、その幸せを維持するのにどんな手間暇がかかるか知っているだろうか?
その幸せにために、なにを犠牲にしているか知っているだろうか?

あなたは幸せですか?

この作品を読んだあなたは

「私が優しくしてあげたんだから、なにか見返りがあるかも」という打算でも構わない

少しだけ優しくなろう。

もちろん世の中は厳しい。

そこの受験やクラスの人間関係でストレス溜まってる中高生諸君

毎日子育てや家事に追われてイライラしてる上に最近旦那の帰りが遅くて余計に不安でストレス溜まってる奥さん

毎日夜遅くまでの仕事でクタクタなのに浮気まで疑われてストレスマッハな旦那さん

部下が仕事できなくて、毎日夜遅くまで付き合わされてストレスマックスな上司

会社の経営も悪化する一方で、社員も従業員も使えない連中ばかりなのに最低賃金だけは毎年上がるわサービス残業ダメ!と外からは煩いわとボヤキながら、最近帰りが遅い妻を不安に思う経営者諸君

最近口を開けば愚痴ばかりな夫を嫌って、外で遊びふける奥様

親の仲が悪いわ、かまってくれないわ、そのくせ学業の成績には煩いわでストレス溜まって学校のクラスメイトにあたってしまい、そのせいで孤立して余計にストレス溜まる悪循環にはまった君へ

それでも、少しだけ優しくなろう。

余裕ができたなら、気が向いたなら、なんとなく、少しだけ、ほんの少しだけ、
優しくなろう。
そこに、幸せがあるはずだから。


さてと、ポエム朗読はここまでに
作品の世界観にも少し触れたい。
タグにもあるが、まさにディストピアだ。
200億を超える人口を抱えてなおも、人類は宇宙へ旅立っていないのだろうか?
円筒の大地を新天地としないのだろうか?
重力に縛られて惰眠を貪っているのだろうか?
いや、ここはそもそも地球なのだろうか?
あれ、地… 続きを読む