後書き

 ここまで『お前は主人公じゃない/誰かの理想になれたなら』を読んでくださりありがとうございました。

 ここから先は、お知らせと補足です。蛇足も含むので、そういうのも好きな方のみ読んでいただけたらと思います。


 ・お知らせ

 まず、今作品はif√ifという作品に移植予定です。

 If√if は自分がこれまでに書いてきた作品達がごった煮になった小説で、所謂スマホゲーなんかで歴代キャラがコラボする系のアレです。

 3人とも登場予定ですので、宜しければそちらの方もよろしくお願いします(1年以上更新が止まっていますが…)


 ・補足

 ネア…時間停止は巻き戻しに勝ちます。つまり、巻き戻し発生時点で停止を発動させていた場合、彼女の周りだけ時間が停止したままになり、巻き戻し後の世界に、元の世界が入り込めます。当初はこれを使って北本澪以外の仲間は記憶を引き継ぐような設定にしようとしていました。


 風の長…初めて巻き戻しに抗ったネアです。巻き戻しに抗うと、同じ人物が2人その世界にいる状態になってしまうことに気づき、ネアに接触。以降は巻き戻しに抗わないように警告してきます。本物の風の長はネアの特異性を見抜き、寿命が近かったことから神秘剣となり、夕空打倒を託して死にました。巻き戻しで生き残った場合も、人の目から離れた場所で隠居しているため本編で出てくることはありません。空白の席に、気が付いたら彼女が座っていた、感じです(元々団結が無いに等しい神秘使いの集団なので)。そして、巻き戻されるたびに抗い、その度に、風の長(ネア)を殺しています。殺される方のネアも抗いません。


 師匠…不死者です。夕空が唯一、実力で勝てない存在です。


 時計の針について…時属性”進む”を持つ人間は世界中に何人もおり、そのうちの1人を軸として、世界は回っています。

 時間が『進む』のは当然のことのため、レアリティとしてはNです。

『止まる』はSR。ネアの元となった怪異以外にも、不老不死も『止まる』に当てはまります。発現の仕方は違いますが。

『戻る』はSSR。後にも先にも夕空しか現れません。


 夕空の今後…世界中に土人形を配置し、困っている人を助けます。澪、クォーリアの力を借りることもしばしば。代わりに、クォーリアの神秘の研究を手伝っています。怪異の討伐数で言えば間違いなく世界一なので。また、澪にもアタックを幾度となく仕掛け、なんやかんやうんたらかんたらします。


 北本澪の今後…自分の死体を媒体に受肉し、当初の予定通り不老不死になります。時計の針で無くなっても、時属性であるままなので、絶雨を使用可能です。灰身滅智は使いすぎると死んでしまうので基本的に使いません。クォーリアの旅に付き合ったり、クォーリアと共にのんびり過ごしたりと、充実した余生を過ごします。多分子育てに追われるハメになります。


 クォーリアの今後…基本的には里で神秘の研究か、レイとイチャイチャしてるかです。偶に夕空とレイの旅についていきますが、レイの取り合いになると殆ど負けてしまい頬を膨らませることになります。世界が滅んで生きていけない環境になったりしない限りは、死を望むことはありません。


 本来はネアや風の長を使う形にする予定でした。また、最後の勝負も、途中でクォーリアが敗れて死んだところで、絶望した隙を突かれて彼も死に、世界は巻き戻り…しかし途中、クォーリアが死ぬ直前まで巻き戻ったところでネアが妨害し、暗殺紛いの勝利になる形にしようと思っていました。

 中途半端、剣士として納得できない勝利に微妙な表情の彼に対し、

「…望まない人生になっても、否定しない…でしょ?」

 とネアが返す、といった感じに。

 しかし秘剣出現からの見惚れ、理解…という、予想外の展開になったため、このような結末になりました。


 質問などがあれば、可能な限り答えます。(その場で考えて適当に言う物もあるかもしれませんが)


 後書きは以上になります。

 ここまでご覧頂きましてありがとうございました。

 今後も別作品を書いていくつもりですので、よろしくお願いします。


 マイページ


https://kakuyomu.jp/users/kitaguti


 if√if

 

https://kakuyomu.jp/works/1177354054880675450/episodes/1177354054880749155


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

誰かの理想になれたなら 北口 @kitaguti

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ