第42回 頭おかしい。は誉め言葉
個性が生まれるのは表現! とか言っておいて、さっそく言葉足らずで誤解を生んでしまいました。応援コメントですら、思いを伝えることができませんでした。嫌な思いをされていたらと思うと情けないです。僕には批評、指摘なんてできません。単純に心が動いたらコメントしちゃいます。今回、誤解を生んでしまったのは、単純に表現が未熟だったからでしょう。反省です。
僕はものごとを自分なりに解釈して、それを言葉にすると省いた部分が多すぎて誤解されることが多いです。特に抽象的なものごとや、暗黙知では顕著です。暗黙知の意味自体が、「主観的で言語化することができない知識」(コトバンク デジタル大辞泉より)とあるので、これはちょっと難易度が異なるかもしれませんが、自分の気持ちというのは、これに近いと思うのです。
自分の性癖、つまりくせに慣れ過ぎてしまっているために、肝心な言葉がすぽんと抜ける。なんていうのでしょうか、ひねくれて見すぎてしまっているがために、そのねじれた側面を前提として話を進めると、あれ? なんでそっち側にいるの? みたいな。
方向音痴の友達に、駅の北西ね。と言ってしまう感じ。えっ、スタバがある駅の北口から出て、そのままたい焼き屋の前の通りを渡って、ステーキ屋さんのある西(左)に進んでね、って言わなくても……。という傲慢さが出てしまう。この場合は、友達が方向音痴だと分かっているので大した問題にはなりません。最終的に「ちょっと待ってろ!」で済みます。しかし、不完全情報下での説明なら話は別ですよね。
結局、他人の気持ちがわからないのです。その人がどう感じるか、なにをベースとしているのか。そうした機微に鈍感なのです。きわめて自己中心的なんだなぁ。
有名なことわざから、自己中であることを肯定する記事(※1)を書きましたが、今回は単純に悪い側面が出てしまいました。
教えるのが上手な人はほんとうに言葉選びが上手ですよね。過不足なく、流れがはっきりしている。僕は過不足ありまくりです。こだわる部分は無駄に言葉が多くなり、基本的なところで言葉が抜ける。
かつて友達に「○○って(キャラはともかく、よく見たらイケメンだし)、頭(の回転も速くて、それって)おかしいよね」と言ったら、「ぎゃくに! ほめことばっ!」と期待してた返しをしてくれました。僕もこのくらい人のことが分かったら良いのになぁ。
※1 この
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888425664/episodes/1177354054888581494
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