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目次
【詩】ウニベルシタス
みんなが自分のもっている木に
葉を生いしげらせて
ゆたかな実をつけるあいだに
わたしは切りたおされたまま
たったひとりで
朽ちてゆく
書店に来ると
知がもうすでにそこにあり
やがてわたしは
胃痛を起こす
知から疎外されている
からだ
死の国は鏡の中にある
と
コクトーは書きました
でも それはうそです
死の国は水の中にあるのです
寺山修司は書きました
死の国は本の中にあるのです
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