応援コメント

第3話:代打ちとは何ぞや?」への応援コメント

  • 小野道風さんのエピソード、面白いです!
    調べてみたら、本当にそのような逸話の残る方だったんですね。

    ふとスマホの花札を開いて戦績を見てみましたが、五光84回、四光101回に対して、雨四光は421回も出ていました。
    小野道風さんとは親しくなれそうです(*´ω`*)

    作者からの返信

    偉大な書家と各所で紹介されていますが、気性が荒かったりスランプに悩んだりと、なかなかの人間くささを持っているお方です。ちょっぴり、親しみが湧きますね。

    五光が84回、物凄い数ですね。私など数える程しか完成出来ていません。残念ながら、文子夕夏は賀留多は好きですが、闘技の腕はからっきしなのです。下手の横好きです。

    四光と比べてやや格の下がる雨四光ですが、語感といい札の組み合わせといい、どうにも好きな一役です。

    今後とも、お暇潰しに本作をよろしくお願い申し上げますと共に、一層の闘技戦力向上をお祈り致します。

  • 大物っ手が欲しいときに、坊主狙わず雨に行くとなると、相手からすると、手札に芒の二枚入っているように見え、そのうえ、桜に幕がとられるとなると、かなり厳しいです。
    ましてや松の影札でも持ってればいいけど持ってなかったんで、かなりのプレッシャーになったと思います。

    逆に坊主から行って桜に幕がおきてとられても、一杯系のKEYになる杯が手元にあったんで、相手の役を阻止した形にも見られるので、仮に本当は狙ってなかったとしても心理的に楽になれる。

    そういう意味では初手の雨に道風は妙手ですね。


    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私が龍一郎と同じ場面に出くわした場合、真っ先に坊主札を取りに行く事でしょう。三笠戸との水無月戦を振り返ると、通常なら「唯一」に近い手に思えます。

    龍一郎の初手《柳に小野道風》取りには、強い「三笠戸への撹乱効果」がありました。三笠戸が仮に取り乱さず、強い心で闘技を続けていれば、多少の勝算はあったはずです。

    仰る通り、彼女は重要な札《菊に盃》を幸運にも最初から保持しています。「私は盃の札を持っているんだ」という心理的安定を欠いたのが、三笠戸の決定的な敗因でしょう。

    戦略の詳しい考察を頂き、大変嬉しい限りでございます。改めて《こいこい》とは、技量・運気・胆力が必要な素晴らしい技法と気付かされます。

    これからも是非、お気軽にコメント・ご意見等々頂ければと思います。

    今後ともお暇の続く限り、拙作にお付き合い下さいませ。

  • 確かに『柳に小野道風』を持ってると『雨』が追加されますからね……

    気持ちはわからないでもないです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私個人、「雨四光」の役札を好んで揃えますが、実際には「四光」を揃える方が得点も高い場合が多く、少し切ない気分になってしまいます。勝利を取るか、浪漫を取るか……というところでしょうか。

    雨は花を散らせるから、という理由をいつか聴いた事がありますが、それが正しいかは残念ながら不明です。

    今後もお暇の続く限り、拙作にお付き合いくださいませ。