毎年日本に上陸して、猛威を振るう厄介な“ヤツ”ーーいや、“ナツ”。つまり、夏。
眷属を引き連れて、今年も襲撃をかけて来たようです。政府は、官僚たちは、あれこれと策を弄してこの怪獣に立ち向かいます。
あたかも戦隊モノのごとく、熱いバトルが繰り広げられる! いや、これ以上暑くしたらダメだから「クールな戦い」ですかね。
果たして、人々の知恵と工夫でナツを撃退できるのか!?
まあご存知の通り、夏は毎年去っていくものです。
でも、うしろ姿しか見えなくなると、それはそれで淋しいものなんですよね……。
暑さにバテて、冬が恋しい夏の日も。寒さがしみて、夏が恋しい冬の日も。楽しく乗り切れそうな作品です。