何書いてもネタバレになってしまうので、一言だけ。最後の一行が秀逸です!
パンツを被ることによって世界全てが変わる。常識なんて本当にささいなことで変わってしまうものなんですね。そんな恐ろしさを感じさせてくれる作品でした。
パンツ小説は数あれど、これほど論理的思考度の高い作品は他には無いでしょう。作中で語られる「パンツが被るものである」という証明は、とても強固な理論武装であり、世間の常識を歪曲させること間違いありません。(いい意味で)作中の学者が提唱する論理の、どの辺りが破綻しているのか。ツッコミながら読み進めるのがオススメですwさあ、パンツについて語り合おうか!
技術的特異点なのかパンツ的特異点なのか分からないけれど歴史の重要な転換点を目の当たりにしたような気がして何度も何度も読んだ。僕はパンツを被らないといけないのだろうか?誰か読んで教えて欲しい。