SF×ファンタジーという組み合わせは決して珍しいものではありませんが、この作品におけるSF要素の立ち位置は、完全な異分子です。ファンタジーな世界に、SF要素が混ざり込んでいる。しかし、そうする事でファンタジーの要素が、強く際立っている。進化論を知っているからこそ、魔獣と呼ばれる怪物がより一層異様に見える。魔法を科学的に解釈しようとする発想が主人公にあるからこそ、理外の技法である魔法の驚異が強調される。とてもおもしろいアプローチですひとまず16話まで読みましたが、続きが楽しみです