第33話 ぺテロ クリスチャン会衆の岩となる
「シモンよ、サタンはあなたを渡すように要求しました。しかし、私はあなたの信仰が尽きないようにあなたのために祈願しました。ひとたび立ち直ったなら、あなたの兄弟達を強めなさい」ルカ22:34 35 (最後の晩の出来事)
イエスのぺテロに対するこの言葉は、3度否認しても、立直り忠実を示すとの確信の表明。信仰が尽きないよう祈ってもらってたのね。弟子を最期まで愛するイエスに感動。
ぺテロはイエスの処刑後、敬虔な悲しみを表し悔い改めた。仲間もぺテロを慰め励ます。
イエスはニサン14日に亡くなり、16日の朝復活する。「3日目に生き返る」との預言成就。
イエスが葬られている墓に女達が行く。墓の前の大きな石がない。墓の中には遺体がない。
女達はパニック。けどそこへ天使が登場し、復活した事を知らせるように女達に伝える。
ヨハネの福音書には、マリア・マグダレネがぺテロと他の弟子に伝えたとの記述あり。 (天使はぺテロの名前を出したのかな?一番落ち込んでいるのはぺテロだからだ。粋な計らい)
もっと嬉しいお知らせ。コリント人への手紙の中に、「主はケファ(ぺテロの別名)に現われ、次いで12人に現われた」とあります。
イエスは一番最初にぺテロに会って下さったのでしょう。3度否認した事気にしてたよね?
もう許してますから。イエスも粋な計らい。
その後、弟子達はガリラヤに行くようイエスに指示されます。イエスとの思い出の場所。ぺテロは漁師さん。舟を出し漕ぎます。ついでに漁もしたけど魚が一匹も捕れない。(腕落ちてるんじゃないの?) 明け方、岸にいる人に呼び掛けられ、舟の反対側に網を投じるよう言われました。もっ、もしかしてもしかすると……153匹ゲット。
そして、よぉく見るとその人はイエスでした。ぺテロは嬉しさのあまり海に飛び込んだ。泳いでイエスの元に……。会いたかったね。ぺテロ。イエスに会いたくて会いたくて震えたね。夜明けの海は冷たくて……震えたね。
イエスはすぐに魚を焼いて弟子達に食べさせます。この魚が焼ける匂い、懐かしいでしょ?イエスは霊者です。お腹空かない。けど、どんな時も弟子達の事を考える。優しいイエス様。
「今日はパンはないんですか?」流石のぺテロも贅沢は言えませんね。胸がいっぱいでしょ?
ここからがキリスト教です。イエスはぺテロに「仕事よりも私の事を愛していますか?」と尋ねます。しかも三回。ぺテロは仲間の前で三回、イエスへの愛を言い表します。これにより、3度の否認が帳消し。やったねぺテロ。心も軽くなったね。もう苦しまなくて済むね。
そしてイエスはぺテロに、キリストの羊、つまり弟子達を養い、強め、牧するという任務を与えます。イエスに許されて責任を任される。
ぺテロはやりました!やりきりました。クリスチャン会衆の柱となって、仲間を強める頼もしい存在になったのです。岩となりました!
ぺテロはなぜ岩となれたのか?イエスを心から愛し、矯正を謙遜に受け入れ、イエスの信頼に応えたいと努力したからだと思います。
そして、イエスに教えられた事を書きます。聖書の2つの書、「ぺテロ第一、第二の手紙」
人を信じ、許すことのの大切さを強調しているぺテロの手紙。次回ご紹介します。
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