第7話 砂漠の遺跡で

俺達が足を踏み入れるとそこには暗い空間が広がっていた…とてもじゃないが、物が視認しにくいので俺は兄とかばんに「二人とも、ゴーグルを付けて暗視赤外線モードにしろ」と促す、前回ロープウェイでゴーグルのモード併合が可能なことに気付いた俺は、皆にそれを教えていた、二人は冷静にゴーグルを付け、かばんは俺があげた武器を構えた、と言うことはここにもセルリアンが居るということ、弾はかばんに分けてある。俺と兄さんもハンドガンを構え「かばん、やはり此処にもセルリアンがいるのか?」と俺が聞くと「はい、以前も居たので今回も必ず居ます、気をつけて進みましょう!」と警戒を促す、兄はサーバルに「サーバル、かばんから離れないように気を付けて!」と言うと「うん…」と警戒をしつつ返事をした。俺達は、奥へと進む。




あれからどれ程さ迷ったのだろう、俺達は迷宮内をクリアリングしていった、すると奥から「あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!」とつん裂くような悲鳴が聞こえた「なんだ今の!?」と兄が「何かあったんだ急ごう」と言って走り始めると声が近くなる。その悲鳴の主は「あっ!、サーバルにかばん来てたのですか!」と金髪で大きい耳でフリフリのスカートを履いた少女と「頼む、今セルリアンに追われてるんだ!助けてくれ!」と茶色にボーダーラインの入ったフードパーカーを着た髪が青緑の少女が助けを求めて来た、恐らく声の主はこの子だろう…俺達は目を会わせ頷くすると彼女達の後ろから…ゴゴゴゴゴという音と共に中型の赤セルリアンが5~6体ほど現れた、俺達はそれを見て「今回は、小さい武器じゃ話にならなそうだ兄さん」「かばん俺のサブマシンガンを使え、君なら使えるはずだ!」とマガジンと銃を渡した、そして俺達は12.7mmライフルを取り出し、弾丸をジャキンと装填して戦いを始めた。



「いくぞかばん!兄さん!サーバル!」と俺が言うと「はい!」ガシャ「おう!」ガシャリ「うん!」と返事をしたした、セルリアンにが「ギシヤァァァ」と吠えながらこちらへ向かってくる、俺は「真っ向勝負か、いい度胸だ」バゴォォンとライフルを撃つ、たちまち放たれた銃弾はセルリアンにめり込み石ごと砕きパッカーンと音をたて爆散した、かばんもマシンガンの衝撃に揺られながらセルリアンを倒していた

そしてサーバルも「うみゃみゃみゃ…みゃー」パッカーンとセルリアンに立ち向かっていた。俺達は彼女達の連携の良さに驚かされた、そして最後の一体を俺が仕留め、その場に再び静寂が訪れる。そしてその後助けた二人がかばんに駆け寄る「よかったぁ~、有難うございます。かばん達のお陰で助かりました~」と駆け寄って来た、そしてフードパーカーを着た少女が「かばん、今のって武器だよな?」と聞いてきた、かばんは「はい、あとそれから紹介します…こちらは島の外から来たヒトのヒロアキさんとハルアキさんです。今回からこのパークで暮らすことになりました、ヒロアキさんハルアキさん こちらはスナネコさんとツチノコさんです。」とご丁寧にどうもと思い「よろしくな」と言った、するとツチノコが「ヒロアキ達もヒトなのか?しかも島の外からって!」と聞かれ兄は「まぁ、話せば長くなるがな。機会があったら話すよ」と言うと「そうか、まぁ何にせよ助けてくてありがとうな」とツチノコは礼を言ってくれた。何はともあれ彼女達が無事で何よりだそしてかばんが「今日は挨拶だけなのでこれで」と言うとツチノコ達が「あぁ、またいつか会おうな?」「また来てください!ツチノコはさみしがり屋なので~」と言うと「お前!余計なお世話だ!」キシャーと顔を真っ赤にして言ってた、それだけ仲の良い子達なのだろうそして俺達は彼女達に別れを告げる

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けもフレ妄想小説 @makoto369

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