やっぱり、「純情と激情」とは時系列が同じだったようで。
でも越川さん、職場に結婚の予定を報告していたんだね。それで「逃げられて、結婚なくなりましたー。へへ」じゃ、職場に居づらくもなるわな(^-^;
こんどこそ、うまくいってほしいなぁ。登場人物の女性の誰かと。
作者からの返信
前話のコメ返で「実は…」とか言ってたら先輩もう読んでくださってましたね☆
そうなんですよ。プロポーズを受けてもらって舞い上がってしまった越川さん、嬉しくてフライング気味に周りに言ってしまっていたようです:( ;´Д`;):
登場人物の誰かと果たしてハッピーエンドはあるんでしょうか。
たとえばガチムチオネエの那須田とか……
瞳っち達の激情行動が確実に一人の人間の人生を狂わせましたね^^;
あの二人の事だから、沖縄で喧嘩別れしていてもおかしくはなさそうですが(笑)
何だかあの頃よりさらに小さく見える越川先生が……かわいそうで……。
そんな彼のしょぼくれた気持ちを吹き飛ばすため、野太くパロってみました!
苦情は受け付けます。
「皆、遠路はるばるよく来なすった。さあさ、どうぞ入られい」
今日は作業着ではなく全裸の越川が、障子戸を開けて土間へと下りてきた。
「失礼しまーす」
恐る恐る中へ入ると、ひんやりとした空気が漂う中、明り取りから差し込む光が、燻されたように彼の黒光りする太い梁を照らしている。
越川梁を実際に見るのは初めてであった四人は、その穏やかで厳かな佇まいにすぐさま圧倒されてしまった。
「拙者を見学いただく前に、まずはお茶を」
座敷に通された香菜たちが広縁越しに日本庭園を眺めていると、お盆をくるっと回して股間を隠したりしながら越川がにこやかに入ってきた。
「それにしても随分立派な越川梁ですよね。越川さんのご自慢なんですか?」
香菜が尋ねると、笑顔のままで越川が返答する。
「無論だ」
(中略)
「えー、もったいなぁい。その頃の越川センセと合コンしたかったなぁ」
「ははは。残念ながら女性にはあまり縁がなかったでござる、その頃に野田さんと出会っていたとしても某の脳内はヒトミンでいっぱいだったゆえ近寄るなこのクソブサイク殺すぞ!と言って追い払い、二つ返事で合コンを断っていたであろう。……そんな拙者だが、会社を辞めたきっかけは、なんと失恋だったでござる」
(中略)
「そんな後ろ向きな理由だったなんて……」
衝撃の事実に、根木が思わず本音を漏らす。
慌ててお茶をすすって誤魔化したが、越川はそんな根木に向かってにっこりと微笑んだ。その根元は根木が放った言葉を否定するかのように前向きだった
作者からの返信
ちょっとぉっ! あまりに面白すぎてお茶を吹き出してしまったじゃないですかっwww(苦情です)
「燻されたように黒光りする太い梁」
実は、ここを書いた瞬間に(これは絶対に詩さんが食いついてパロってくるはず……!)と確信しておりました( *´艸`)
しめしめとにんまりすると同時に、なぜかサムライ口調の越川節がツボりました!
瞳子と礼隆がどうなったのか……実はそれもこの後ちょこっと話に出す予定でいます♪
失恋をきっかけに、電機メーカーから農業の道へ……。
人生、何が起こるかわかりませんね(><)
でも、越川さんが進んだ道で充実した毎日を送られているようで、ほっとします(*´▽`*)
作者からの返信
安定したサラリーマン生活から、田舎での自給自足の生活へ……。
大きな転換を選んだ越川さんですが、後悔はまったくないようです(*^_^*)
まさに人間万事塞翁が馬ですね!
おおっ、これが越川さまの真相でございましたのね!
ここに至るまでの波乱に満ちた経緯を彼女たちは知ることはないのでしょうけど
でも、人生における選択として間違いではなかったのではないでしょうか☆
都会に疲れて田舎へ移住するかた
都会に憧れて田舎を離れるかた
そのときの決断に後悔しないようにしたいものでございます♫
作者からの返信
そうなのです。
越川さんは辛い過去を乗り越えて、自分の生きる道をようやくつかみました(*^_^*)
その時は消極的な選択だったとしても、後になって振り返った時に「これでよかったんだ」と思えることもままありますよね。
人間万事塞翁が馬。
先のことは誰にもわかりませんけれど、その時その時を精一杯生きていくことでおのずと道は開けるのかもしれません♪
一歩を踏み出す勢いも、あの二人の影響ですよね。
動機は後ろ向きだったかもしれない。
でも、今はきっと………,
作者からの返信
そうなんですよね。あの失恋がなかったら、越川さんは普通にサラリーマン人生を歩んでいたことと思います。
けれども、今の越川さんに農家とサラリーマンどちらの道を選ぶかと聞いたら、きっと彼は迷わないんじゃないかなと思います(^^)