第24話 あつあつポリッジの刑
第24話 脱出
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885843307/episodes/1177354054885857079
タイトルを「いざ、脱出!」にあらためた。軽いお話だから、これくらいがいいかな、と思って。
この章の最終話になり、いろいろと自分なりに見どころのある回。
まずはやっぱり、あつあつお粥を敵にぶっかけるリアナの必殺技から。(こうやって書いてもえげつない……絶対こんな死に方したくない)
この章でプロット段階で決まっていたのは、リアナが竜術に目覚め、フィルが助けに来ることと、デイミオンとフィルが兄弟だとわかる、ということだけ。そして章の最後というのは、起承転結でいうと転結だけが残っている状態なので、あまり詳しくプロットを作っていなくても書ける部分である。
で、ノリノリで書いたら、知らないうちにヒロインがお粥をぶっかけていたという……。
どうやらこのエピソードでリアナの「意外に喧嘩っ早い」性格が固まったみたいで、近況ノートにそういう思いつきを書いていた。
デイとフィルが兄弟というのは、ここで初めてわかる。
フィルはエクハリトス家を追い出されて養子になっているので、兄弟設定は活かしきれていないところもあるが(一部では)、あまり二人の間に身分差がありすぎると、三角関係になったときにフィルが不利かなと思ったりして……。
(身分差があるほうの三角関係、第四部だとナイル⇔ルーイ⇔ケヴァンがそうなんだけど、やっぱりケヴァンがなかなか踏み出しきれないみたいである。がんばれ、ケヴァン!)
どなたかから、兄弟について「フィルが兄だと思った」というコメントもあって、それもいいなぁー!と後から後悔(二重)したこともあったっけ。
どちらが年上でもあまり関係はないのだけど、一応、デイミオンが兄ですね。
あっ忘れてたけど、デイミオンの「性格悪っ」なところも、気に入っています。
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