2.1.魔王

「ダーク・ベータ様、モモンタ島を破壊しました」


黒い甲冑の男は跪いています。


「ご苦労、愛の勇者の召喚は未然に防げたか?」

「恐らくは。あの島から強い力が呼び出された形跡はありませんでした」

「私も確認しましたが、恐らく問題ないかと」


背後から黒い鳥人が現れました。


「うむ、ご苦労。であればこの世界の蹂躙も時間の問題であろう。

レイヴ、カスト、クリスを探して呼んで来るのだ」

「承知」


2人は漆黒へと消えていきました。


「クックックッ、愛の勇者が入なければ世界の破壊など容易いもの」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ブレイブ戦記 @leaflight

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る