“用心棒”という肩書きを口実に幼い頃からの延長線のような感覚で秋穂との生活を続けてきたのは、単に行人が怠惰だったからということではなく、その先にあるかもしれない苦労や困難を見ないようにしていたのでしょうね。
先の話のタイトルを眺めると、あまりいい結果が待っていないような気がするのですが、またじっくり楽しみに読みたいと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね。
行人はある一面でもっともリアリスティックなんでしょうね。
そう上で、秋穂とはお姫様と用心棒でいたかった、という矛盾が行人の自分のことしか考えていない態度に繋がったのかな?
と思ったりします。
タイトル確かに不穏なものが多いですね。笑
決して傷つけない用心棒役から、おおいに傷つけ傷つけられてしまうかもしれない、対等な関係へ。深いです。
人間同士って、いつどんな形で互いを傷つけるかわからないものですからね。今まで避けてきた気持ちもわかります。
秋穂ちゃんに、ちゃんと伝わるでしょうか…。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
対等な関係になるって難しいですよね。
傷つけ合う関係になれば、すぐに終わる関係だってあるでしょうし。
人間関係は自分だけ頑張っても意味がないのが、本当に難しい点ですよね。