第10話 魔の手、再び

9月に入り、タムとチャウは待ちに待った小学校に通い始めた。

ただ、小学校に通い始める前に一つの事件があった。

「あら?

 この小学校は、確か…。」

銀子はタム達の小学校のパンフレットを見て何かを思い出したようだった。

「どうしたの?」

「いえ、圭太さん。

 この学校って確か今年の9月から全日制に変るって言ってた学校よ。」

「え?」

V国は子供の人数が多く、小学校は2部制、午前の部と午後の部というように分かれていた。

しかし、国際情勢を見てV国の年間就学時間が他の諸国に比べ低く、学力にも差が出てくるのを考慮して、政府は小学校を全日制に順次切り替えていた。

圭太達はタム達を通わせる学校も二部制と信じ込んでいたので、午前中学校に行き、午後から家庭教師による補習と屋敷の仕事と配分を考えていたが、全日制になるとその予定が根本からくずれることになる。

圭太とギエは相談した結果、タムとチャウの起床は6時。

朝食の準備を手伝い、圭太より先に朝食をとる。

小学校までは、屋敷から子供の足で20分と徒歩圏内だが、タムの足を考慮してスクールバスを利用するため、近くの停留所に7時5分までに集合、それには屋敷を7時に出発。

授業は朝の7時30分から午後4時まで。

授業が終わるとスクールバスで、また屋敷の近くの停留所まで乗って来て、屋敷に帰るのが4時40分ごろ。

休憩し、夕食の手伝いをし、6時に圭太より先に夕飯。

7時から2時間、家庭教師による補習授業。

9時にお風呂と自由時間。

10時に消灯。

平日はかなりハードなスケジュールで、学校の友達と遊んだり、道草を食う暇もないもとなった。

家事は免除したらという圭太の提案に、ギエは料理だけはやらせたいということで、朝食と夕食の支度の手伝いだけやらせるということで決着。

ちなみに、学校のない土日は、土曜日は平日並みに朝から昼過ぎまで銀子やクエンによる補習授業、その後はギエについて屋敷のメイドとしての仕事、日曜日もギエについて屋敷の仕事だが、午後の数時間は自由時間という予定となった。


9月に入り、学校に通うようになるとタムとチャウは厳しい日課の中でも生き生きと過ごしていた。

二人にとっては、初めての学校、初めてのクラスメイトと新しいことばかりであるのと、勉強が好きな二人には楽しくて仕方がなかった。

しかし二人にはある疑問が沸々と湧き上がっていた。

それは、圭太の存在で、二人は圭太のことを悪い人間だと思い込んでいたが、日々の生活の中で、また、二人を大事に育ててくれている圭太を悪い人間とはどうしても思えなくなってきていた。

そんなある日の夜、二人は就寝前にタムの部屋にいた。

「ねえ、タム。」

「なに?

 チャウ。」

「あの人(圭太のことを二人は“あの人”と呼んでいた)、本当に悪い人なのかなぁ。」

「どうして?」

「タムもわかっているでしょ。

 この屋敷に連れてこられてから、こうやって部屋も与えてくれているし、美味しいご飯も食べさせてもらっているし、学校にも行かせてもらっているのよ。」

「う、うん。」

「ギエさんも銀子さんもクエンも、弥七さんも皆いい人で、とっても悪い人には見えないよね。」

「うん。

 ギエさんなんて、私たちを養女にしてくれて、いろいろお家の仕事のことを教えてくれるし。」

「そう、銀子さんやクエンはお仕事しているのに、その合間を縫って、読み書きができなかった私たちに読み書きを教えてくれたし。」

「弥七さんは、いつも優しくて、面白くって、お菓子買ってきてくれたり、一緒に遊んでくれたり…。」

チャウは膝小僧を抱えてタムのベッドの上に座っていた。

タムも同じ格好をして、向かい合って座っていた。

二人ともどうしても納得のいかない顔をしてお互いの顔を見た。

「でも、確かに、あの店にいた時、私たちを弄んで、そして生きたまま犬の餌にするって言ってたわよね。」

チャウがそう言うと、タムは頷いた。

「でも、あの人の部下というギエさんや銀子さん、弥七さんて悪い人には見えないし、あの人も、あの時、店にいた時以外はそんなこと一言も言わないで、優しいし。」

「でも、でも、きっとその内、化けの皮がはがれ、悪魔の本性が出るわよね。

 早く体力をつけて、酷い目にあわされる前にここから逃げ出さないと。」

「う、うん。」

“逃げ出さないと”と言ったチャウだが、その言葉には力がなかった。


その後、タムとチャウはお互いの部屋のベッドで横になりながら、考え事をしていた。

タムは一日動き回ると障害のある足に負担が来て、疼痛に悩まされることがよくあった。

ある晩、痛みがひどくて廊下で歩けなくなり、痛い足を押さえ蹲っていた。

チャウがタムの異変に気付き、そばでオロオロしているところに圭太が部屋から出てきて、蹲っているタムを見つけ傍に寄って来た。

「タム、足が痛いのか?

 動けないのか?」

優しく問いかける圭太にタムは「大丈夫」と答えていたが、痛みで顔に汗を光らせていた。

チャウは、動けないタムを圭太が使えないからとどこかへ売り飛ばすのではないかと警戒して、自分が傍に居るから大丈夫だと圭太に訴えた。

「どれどれ、見せてごらん。」

チャウの制止を振り切って圭太がタムの傍に行くと、タムは警戒してか体を強張らせたが、痛みからか泣きそうな顔をしていた。

圭太はタムの傍らに座り込むと、軽々とタムを横抱きにして膝の上に座らせ、左手でタムを支えながら、右手で痛む右足の足首から下を手でマッサージした。

圭太はタムの障害のある足の治療方法を調べていて、マッサージが効果あると勉強していた。

「あっ!」

タムはいきなりなことで、パニックになったが、最初に圭太に足を握られた時、飛び上がるような痛みでパニックどころではなかった。

しかし、すぐに圭太の手の温もりとマッサージとで痛みが和らいでいき、逆にいい気持になりかけた。

しかし、すぐに警戒心が顔を出し、体を強張らせたが、マッサージと圭太の大きな掌、その温もりで何とも言えなく、まるで身体が溶けてしまうようないい気分になっていた。

横ではチャウがどうしたものかとオロオロしていたが、タムが大人しくしていたので、どうしようもなかった。

圭太はすぐに、様子を見に来たギエに状況を話し、バトンタッチをして部屋に戻って行った。


「あの時のあの人の掌の温かさ。

 気持良かったな…。」

そのあと、圭太はギエにマッサージの方法を教え、ギエがたまにマッサージをしてくれるようになったが、はっきり言って圭太のマッサージの方がタムにとっては天と地との差で気持良かった。


チャウは、喘息気味でたまに喘息の発作を起こすことがあった。

普段は、その兆候が出るとギエや自分でも薬を吸引し回避することが出来ていたが、ある晩、チャウはトイレに行って戻ってくる廊下でいきなり喘息の発作に襲われた。

ゴホゴホ…

廊下で酷く咳き込むチャウの声を聞いて、圭太は部屋から出ると、チャウの部屋の前でうずくまって苦しそうに咳をするチャウと心配そうに背中を摩るタムが見えた。

「チャウ、大丈夫…?」

ゴホゴホ…。

チャウは気丈にもタムの心配する声に大丈夫と答えようとしたが、咳で思うように声が出なかった。

圭太が二人に近づくと、タムが泣きそうな顔をして圭太の前で両手を広げ庇おうとしていた。

タムも咳き込むチャウを圭太が愛想をつかし犬の餌にするのではと気が気ではなかった。

「だ…め…。」

タムは必死になってチャウを背中に隠そうとしていたが、後ろで酷く咳き込むチャウが気になって後ろを向いた時に圭太はタムの横をするり抜け、チャウの横に座り込んだ。

そしてタムにやったように横抱きにして膝の上に座らせ左手でチャウを支えながら、右手の掌を広げ、咳き込むチャウの胸の上、気管支の辺りにそっと手のひらを付けた。

圭太は、喘息がひどい時は気管支の辺りを暖めると良いと調べていた。

「え…?」

驚くチャウを後目に、圭太は圧迫しないようにそっと右手をチャムの胸と胸の間辺りに添えて温め始めた。

すると、チャウの咳はだいぶ収まり、苦しそうだったチャムの顔も落ち着きを取り戻したが、やはりタムの時と同じように警戒してか身体を強張らせ、また咳き込み始めた。

「ほら、そんなに緊張しないで。」

圭太はチャウの咳が顔にかかっても嫌な顔をせず、それどころかニッコリと笑ってチャウの身体を自分の方に押し付け右手は気管支の辺りに添えたまま身体ごと温めるように抱きしめた。

チャウは圭太の掌の温もりと、身体を包み込むような温かさで、咳が治まるのと、咳の疲れからか眠気が襲ってきて朦朧とし始めていた。

タムは、チャウの気持ちよさそうな様子を見て、どうしたものか考えあぐねていた。

そのすぐあと、やはりギエがチャウの咳を聞き薬を持って様子を見に来たので、状況を説明し、後をギエに託し、そそくさと自分の部屋に消えていった。

その後ろ姿を見るチャウの目には、今までと全く違った光が浮かんでいた。


「私が咳をすると、みんな“気持ち悪い息をかけないで”って嫌がって、離れていったのに。

 あの人は、あの時、私の咳がかかっても一切関係なく私を抱きしめて、温めてくれた。

 温かくって、気持良かったなぁ…」


タムとチャウは圭太が自分達にしてくれたことを横になりながら思い起こしていた。

「一体、何を信じればいいんだろう…。」

二人は夜遅くまでベッドの中で考えこんでいた。


翌日、タムとチャウは珍しく寝不足で眠そうな顔をしていた。

「ほら、タムもチャウもシャキッとしなさい。

 二人揃って、昨晩は寝そびれたの?

 まったく。」

ギエに叱咤されながら、タムとチャウはお互いの寝不足の原因が思い当たっていた。


「なに、二人とも寝不足だって?

 どうしたの?」

タムとチャウをスクールバスに乗せ、停留所から戻ってくると、圭太はすでに起きていてギエに話しかけた。

「圭太様、おはようございます。

 二人が寝不足だって良く判りましたね。」

ギエが素朴な疑問を圭太にぶつけた。

「いや、朝、ギエが二人にカツを入れる声が聞えたから。」

「まあ、失礼いたしました。」

ギエは深々と頭を下げた。

「で、原因は何かわかる?

 学校で、何かトラブルとか?」

圭太は5年から編入し、授業について行けてないのか、クラスメートとうまく行っていないのかが心配だった。

「いえ、学校は授業もついて行けていますし、友達も出来ているようです。」

「そうか。

 他に思い当たることは?

 二人は何て言っていたの?」

「いいえ、特には。」

ギエも理由がわからなかった。

「そっか。

 まあ、ともかく気を付けてやってね。」

圭太がそう言うと、ギエはまた深深と頭を下げた。


その日、圭太は自分の会社のデスクで一通り書類の判子押しが終わり、秘書のクエンが入れたコーヒーを飲みながらクエンと雑談をしていると弥七が渋い顔をしながら部屋に入って来た。

「弥七さん、渋い顔をしているけど、何かあったのか?」

圭太は弥七の顔を見てそう言うと、クエンはそっと席を外した。

それを見て弥七は口を開いた。

「昨日、タムとチャウが通っている小学校の近くに不審な3人が乗った車が出没したそうです。」

「それって、あれか?」

「はい、おそらくチョウの手下と思われます。

 その中の一人の人相が例のステージでショウタイムをやった一人にそっくりだということで。

 覚えていますか?

 左の頬に大きく斜めに切り傷の後がある男です。」

圭太は、ステージの上で泣きさけぶ女性を無理やり犯し、笑いながらいたぶり続けていた大柄で褐色の肌の男を思い出していた。

「確かに一人は、左の頬に、こんな傷があったな。」

そう言いながら圭太は自分の左頬を耳先の辺りから唇のあたりまで斜めに線を書いて見せた。

「そいつです。

 チョウの奴、諦めが悪いようで、というか蛇のようにしつこい性格なようで、私とどうやらタムとチャウをずっと探しているようです。」

「随分と範囲を広げてきたな。」

「まったくです。

 でも、まあ、二人はスクールバスですし、屋敷の傍まで送迎してくれるので、出くわすことはないでしょう。」

弥七は自分に言い聞かせるように言った。

「わかった、注意する様にギエに言っておく。」

「あ、それには及びません。

 すでに銀子からギエさんには、話しが言っていると思いますので。」

「そうなんだ」

いつものように手際のいい弥七に、栄太は思わず舌を巻いた。


一方、タムとチャウが通う小学校では一つの困った事態が起こっていた。

タム達が使うスクールバスが故障し、下校時間になっても修理が終わらずスクールバスの運行が中止になったことだった。

「タム、ギエさんに電話して迎えに来てもらおうか?」

学校から屋敷までは徒歩で子供の足でも20分くらいの距離なので歩けないことはなかったが、タムの足を考えると微妙な距離で、それをチャウが心配していた。

「大丈夫よ。

 20分位なら歩けるわ。

 それにギエさんに迎えに来てもらうと、ギエさん、疲れちゃうでしょ。」

タムはニッコリと笑って答えた。

「タムが大丈夫っていうなら、歩いて帰ろうか。

 たまにはバス以外もいいかもね。」

チャウもバスではなく歩いて帰る方が、いろいろなものに直に触れ合えるような気がしていた。

そうして、タムとチャウは手をつないで小学校を後にし、屋敷に向かって歩き始めた。


「ねえ、ズーハン兄貴。

 客に化けていた奴なんて見つかりませんよ。

 どうせ、店に入ったところで変装かなんかしているでしょうし。」

車の中で運転席に座っている若い男が後部座席に座っている小太りの男に声をかけた。

兄貴と呼ばれた男は、チョウの店でタム達が囚われていた部屋のすぐ横の部屋で話しをしていた男で、タムとチャウを両親から買い取った男だった。

運転席の若い男は、その時も運転手でズーハンに同行していたズーシェンだった。

「キムさんも、兄貴に行ってくださいよ。」

キムと呼ばれた男は左の頬に大きな斜めの切り傷の跡がある大柄の男だった。

「うるせえな。

 グタグタ言ってないで探さんか。

 今日も手ぶらだと、チョウさんにまた怒鳴られるだろう。」

「そんなこと言ったって、顔だって覚えちゃいませんよ。」

「だから、ガキどもを探しているんじゃないか。」

「でもさ、兄貴。

 そのガキどもだって、死にかけていたんでしょ?

 もう、とっくにおっちんでますって。

 それに、金で買ったガキをわざわざ小学校に通わせますか?」

ズーシェンは不満たらたらで言った。

「おっちんでいるのは、わかんねーけど。

 日本じゃ子供を育ってアイドルにするってゲームが流行ってんだって。

 だから、小学校に通わせたっておかしくないってことさ。

 …ん?」

ズーハンは、車の前方から歩いてくるタムとチャウに目を止めた。

「お、おい、ズーシェン。

 前から来る二人って、あのガキじゃないか?」

ズーシェンと後ろの席のキムがズーハンに言われ前を向いた。

「確かに一人は少し足を引きずってますが、背格好が違いますよ。」

「いや、確かにあのガキどもだ。

 おい、かっさらうぞ。」

「兄貴、もし違ったらどうすんですか?」

「どうするも、いたぶって楽しんだら、あとは犬の餌だよ。」

「いたぶる?

 楽しむ?

 わかった、かっさらおう。」

キムが同意し、3人ともに車外に出た。


小学校から屋敷までは緑の囲まれた住宅街の中を通って行く。

その一角は商店街になっていて、食品や衣料品などのお店が軒を連ねていた。

タムとチャウは、商店街の一角から住宅街の中を手をつなぎながら屋敷に向かっていた。

「ねえ、タム。

 さっきの子犬、可愛かったよね。」

「うん。

 顎の下撫でたら、すぐにコロンとして、可愛かったね。」

「あんなところにペットショップがあるの、初めて知ったわ。」

「犬や猫って、ああいうお店で売っていたのね。」

二人は、途中にペットショップを見つけ覗いていたが、外の籠に入れられている子犬と仕切りに遊んで来たあとだった。

二人とも、以前住んでいた村では、ペットショップはなく、野良犬や野良猫はいたが、店にいるような可愛らしい子犬や子猫を見たのは初めてだった。

「ねえ、ギエさんに頼んで買ってもらおうか?」

「うーん。

 そう言えば、近所に住んでいたおじいちゃんが犬は美味しいって…。」

「タム?

 まさか?」

タムは急いで大きく首を横に振り、それを見たチャウは安心した顔をした。

「やっぱり、やめよう。」

「うん。」

タムとチャウが笑いながら歩いていると、前方に停まっていた車から二人の男が出てくるのが見えた。

そして、降りてきた男の顔を見た瞬間、タムとチャウはその男たちがチョウの店にいた男で自分達を買い付けた男たち、特に小太りの男には棒で叩かれたりしていたのでよく覚えていた。


「タム!」

「チャウ、奴らよ!」

「こんなところで何で?」

「ともかく逃げよう。」

タムとチャウが後ろを向いて来た道を戻り始めると後ろで男たちの声が聞えた。

「おう、あいつら、俺達見て逃げたぞ。

 やっぱり、あのガキどもだ。

 早く捕まえろ。」

タムとチャウは恐怖で口から心臓が飛び出しそうになりながら走り始めたが、すぐにタムが転んでしまった。

「タム!」

チャウが振り向くと、男たちがすぐ近くまで迫ってきていた。

「チャウ、先に行って。

 先に行ってギエさんに伝えて。」

「そんな、タム…。」

「早く!」

タムの叫び声にチャウは走ろうとしたが、すぐに咳き込み始め、その場で動けなくなってしまった。

そして、二人の傍にズーシェンとキムが追い付き、二人を見降ろしていた。

「さあ、とっとと来やがれ。」

少し遅れて追い付いたズーハンがタムの髪を無雑作につかむと、そのまま持ち上げた。

髪を引っ張られ、タムは「痛い!」と悲鳴を上げる。

「ち、おい。」

ズーハンがキムに合図すると、キムは容赦なくタムの腹部を思いっきり殴った。

タムは痛みで息ができずそのまま大人しくなった。

キムは次に咳き込んでいるチャウの後ろに立ち、その太い腕をチャウのか細い首に巻き付けグイッと締め上げると、チャウはヒューヒューと口から泡を吹いて大人しくなる。

そしてキムは両腕に二人を抱え車に運んでいった。

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