『ありふれたものたち』/帆場蔵人 著 ◎
パブロ・ネルーダのオード(讃歌)へのオマージュ詩集と位置づけて良いでしょうか。
『ありふれたものたち』には、身近なものへの讃歌が綴られています。
筆者が目指すのは「パンのように誰もが分かち合える」普遍的な詩。
詩う対象を観察し、限り無く主観を排し、詩情を普遍的なものとする為、熟考し推敲を重ねる筆者の詩作への姿勢は、学ぶべきことが多いです。
筆者は創作論も手掛けているので、より深く詩を観じたい方は、そちらも読んでみてはいかがでしょう。
万人が受け入れ易く、共感し共有できる。読み手を選ばず、読み手に選り好みされない詩集です。
『ありふれたものたち』/帆場蔵人 著
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886053177
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