第一章 始まりの彼方(とか言っとく)
「わー、城下町とか久しぶりにきましたわー!」
「これから魔物を倒しに行くってやつが、あんまり騒ぐなよ」
「若い子は活気があってええわぁ」
とても、とても不安しかない。アホとオカンを連れてるんだ。まともに戦えるのか、これ。
まあ、俺がいれば大丈夫だろう。
「あ、そうだ!アスカも連れていきましょう!」
アスカというのは、回復役の女の子だ。確かに普通のパーティーなら、回復役がいる。
「アスカがいいのなら、俺は構わないけど」
正直これ以上人を増やしてどちゃくそ騒がれるのは勘弁だと思っていたが、アスカは控え目な子だし、なんなら回復が使えるというメリットがある。
こうして俺、姫、オカン、アスカの4人で出発する事にした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます