誰のためでもない、ただ自分のためだけの戦い

@arikasi_tia

第1話

俺はいつものように愛用のゲーム機を使って、韓国のりで頂点を目指すゲームをやっていた。このゲームは韓国のりの育成が非常に奥深く、常にトッププレイヤーが入れ替わり続けるような過酷なゲームだ。

ところがある日、ゲーム機の画面が突然真っ暗になり、何をやっても起動しなくなってしまった。

「くそっ、あと少しで勝てたのにッッ!!」

ゲーム機のボタンを連打したり充電ケーブルを抜き差ししたりするが、うんともすんとも言わない。

(苦楽を共にしたこいつも遂に寿命か…)

そう思って涙を流すと、突然ゲーム機が光り出し、俺は意識を失っていた。

目が覚めると、そこは先ほどまでプレイしていた韓国のり育成ゲームの中だった。

「いったい何が…?」

あたりを見渡すと、なぜかオオサンショウウオが大量発生していた。どのオオサンショウウオも、何もない空間をじっと見つめている。

「これは…フェレンゲルシュターデン現象…!」

俺はどこかのサイトで見つけた現象を思い出していた。

(オオサンショウウオの見つめる先には…バグ…!?オオサンショウウオはウイルスか!)

このままでは自分の好きなゲームが消滅してしまう、そう考えた俺は、オオサンショウウオを殲滅することを決意した。幸い俺には最強の韓国のりがついている。

「オオサンショウウオを倒しきる、そのために俺に力を貸してくれ!」

そう言って俺はオオサンショウウオ達との戦いを始めた。長い長い戦いを…

~Fin?~

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