誰のためでもない、ただ自分のためだけの戦い
@arikasi_tia
第1話
俺はいつものように愛用のゲーム機を使って、韓国のりで頂点を目指すゲームをやっていた。このゲームは韓国のりの育成が非常に奥深く、常にトッププレイヤーが入れ替わり続けるような過酷なゲームだ。
ところがある日、ゲーム機の画面が突然真っ暗になり、何をやっても起動しなくなってしまった。
「くそっ、あと少しで勝てたのにッッ!!」
ゲーム機のボタンを連打したり充電ケーブルを抜き差ししたりするが、うんともすんとも言わない。
(苦楽を共にしたこいつも遂に寿命か…)
そう思って涙を流すと、突然ゲーム機が光り出し、俺は意識を失っていた。
*
目が覚めると、そこは先ほどまでプレイしていた韓国のり育成ゲームの中だった。
「いったい何が…?」
あたりを見渡すと、なぜかオオサンショウウオが大量発生していた。どのオオサンショウウオも、何もない空間をじっと見つめている。
「これは…フェレンゲルシュターデン現象…!」
俺はどこかのサイトで見つけた現象を思い出していた。
(オオサンショウウオの見つめる先には…バグ…!?オオサンショウウオはウイルスか!)
このままでは自分の好きなゲームが消滅してしまう、そう考えた俺は、オオサンショウウオを殲滅することを決意した。幸い俺には最強の韓国のりがついている。
「オオサンショウウオを倒しきる、そのために俺に力を貸してくれ!」
そう言って俺はオオサンショウウオ達との戦いを始めた。長い長い戦いを…
~Fin?~
誰のためでもない、ただ自分のためだけの戦い @arikasi_tia
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます