あとがき

〈読んでもいいし読まなくてもいい蛇足〉


皆さんは「猫の舌に釘を打て」という小説をご存知だろうか。猫の舌に釘を打てという小説の見本版に、とある人物がメモを書いたという設定の小説である。だが、僕はこれを見たときにうらのあらすじをみて、これは「猫の舌に釘を打て」のあらすじであり、見本としての猫の舌に釘を打てのあらすじではないのでは?と思っていた。

本編はまだ読了してないし、いまや本編がどこに行ったかもわからないので、本編中でそこらへんの説明はあったのかもしれないが、子供心にそう思っていた。


この作品では、あらすじと本編の乖離を念頭において書いた。意味のわからない本編が延々と続き、終わりのない様子もまさにロングトラベラーズといえるかもしれぬし、本編あらすじのストーリーを求めてこの小説を読む読者自身がロングトラベラーズといって過言ではないんじゃなかろうか。

(俺はアホか)

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ロングトラベラーズ ソメガミ イロガミ @117117A

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