本編

①自分が一番好きな小説を参考にしよう

「小説の勉強をしたいので、あなたの小説を読ませてください」


Twitterで、そんな呟きを目にすることがあります。


小説を書きたいけれど、書き方が分からないから勉強したい……という気持ちも分かりますが、それなら参考すべき小説は一つだと思います。


それは、自分が一番好きな小説です。


自分が好きな小説には、自分が好きな要素、楽しいと感じる要素、こんな小説を書きたいと思える要素が詰まっているので、それを参考にしない手はありません。


誰にも見せない小説なら、いくらパクってもおとがめなしですし、「もしあの時こうだったら……」と「ifの世界」を書いてみるのも、面白いと思います。


もちろん、色々な小説を読みたいという気持ちを我慢する必要はありませんが、勉強と肩肘を張らずに読書を楽しみ、好きな小説を増やしていくことが、最も小説の勉強になるのではないかと思います。


ちなみに、私が一番好きな小説は『鋼鉄都市』(アイザック・アシモフ)です。

本作で描かれている人間とロボットの関係性が大好きで、何度読んでも面白い、私が生涯の目標としている作品の一つです。

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