第28回:あり得ないとは誰が決めたのか?(補講)

・今回のテーマ

あるニュースを発見したので、丁度いいタイミングもあって補講を行う事に。


例によって「個人があります」でお願いします。


・本題

まず、「君の名は。」の実写版続報(こちらはハリウッド版)があり、監督が決まったようですね。こちらは劇場アニメ版が先の事例ですが……。


今回触れるのは上の話題にもある通りに「実写化」です。しかし、世間一般で言う「実写化すると炎上する」的な話は行いません。見ていない作品で評価を下してまとめサイト等で炎上と言うのは……良くあるパターンですが。

(ちなみに、『君の名は。』は未視聴なので上のニュースネタを軽く触れる程度で終わります)


小説家になろうでも異例とも言える実写映画化が先だった「君の膵臓をたべたい」は、ご存じな方もいると思います。こちらは劇場アニメが後だった事例になると思いますが……。


有名俳優などをモデルに小説の登場人物を作るようなやり方もあれば、特定の俳優を想定したスターシステムを用いる小説の書き方等も存在しますし、実写化というだけで毛嫌いするのは、ちょっと待って下さい、と言う事です。

(ちなみに、カクヨムでは実在人物を題材にした二次創作は禁止されています。番外編の方でも少し触れていますが……)


要するに「実写化と言うだけでネガティブイメージを抱かない」と言う事が言いたいのです。こうしたネタをきっかけにして「異世界転生小説みたいな展開と思ったら、実はファンタジー風ドラマの撮影でした」的なメタフィクションだって作れるでしょう。異世界勇者的な世界と思って見回すと、実は勇者ヨシヒコシリーズばりの低予算ドラマの撮影だったというオチで。


もしくは特撮番組なテイストを持ったライトノベルと言うのも、ありだと思いますよ。自分の場合は、もう実写化と言ってもあまり動揺しなくなったというメンタルもあるのですが……。


それ位に発想の転換を行って、小説のアイディアを作るのも一つの手と言えるでしょう。何事も発想の転換は重要なのです。「ピンチをチャンスに変える」事も小説化には求め垂れているのかもしれません。




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