番外編2:リアルなニュースとの融合(補講)

・はじめに

今までにシリーズを書いた中で、一番閲覧数が多かった「リアルなニュースとの融合」について、もう少し深く語っていきましょう。こちらに関しては第1回の補講に当たりますので、お先に第1回をご覧いただく事をお勧めします。


・今回のテーマ

まずは、「宗教関係の題材を使わない」について改めて。これは海外進出する際に宗教絡みでもめ事になるのを避けるために言及しました。本当に有名漫画家の作品で封印された作品が本当にありますので……。


これ以外にも歴史絡みでも場所によっては触れてはいけないような物もありますので、こちらは各自検索で。仮に題材のベースとして参考にする場合は、世界情勢や国際ニュースにも目を向ける事が重要でしょう。


『どのようなニュースを題材にしているのか?』に関しては、第1回で言及した通りです。特にタイムリーな案件は、被害者感情やSNSでの炎上等を配慮して使わない方がよいでしょう。仮に、これが原因で訴訟問題に発展したらどうするべきか、と言う意味でも。こうした案件は別の意味でもデリケートなのです。

(ドキュメンタリーとかノンフィクションは、この事例の対象外です。ここで言う題材とはノンフィクションにフィクションが混ざる物を指します)


しかし、一部には時効を迎えている案件もあります。なろう作品から出版された『府中三億円事件を計画・実行したのは私です。』は、3億円事件が発生してから50年経過している事もあって出版されたレアケースと言えますが、ある意味でもイレギュラー要素が多いので、あくまで参考事例で。


では、どういう事例を組み合わせて作品が誕生したのか……ある作品のケースで見て見ましょう。


・テレビ番組の違法アップロードは、チェーンソーでバラバラの刑なのです!

これが作られたきっかけは、テレビ局のローカルCM枠であった「テレビ番組の違法アップロードは犯罪である」というCMでした。それを踏まえ、こうしたCMを流せば更に違法アップロードは減るのではないか、と言うケースを提示したのが、この作品だったりします。ちなみに、2019年現在もこのCMはOAされていますので、深夜枠などで見かける事もあるでしょう。


ファンタジーとか異世界要素とかキャッチコピーのメタ発言とか……そう言った部分を見れば、ある意味でも分かっていただけると思います。強い口調で訴えるだけでは反応しない人たちもいる。だからこそ、こう言うパターンもアリなのではないか……と言う事に。




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