第5回:没アイディアはどうするの?

・前回のまとめ

『恵方巻きの大量投棄問題』のニュースと「コンビニのアニメ・ゲームコラボ」を融合し、「コンビニ各社は節分の恵方巻きの販売に変わって、各種お菓子を購入する事でアニメ・ゲーム作品とのコラボしたクリアファイルをもらえる」というネタが完成、舞台も草加駅近辺のコンビニ、登場人物もコンビニの客が主人公として中心となる話になっていき、ロケハン等を重ねて話はリアリティを持つ事になります。


その中で、プロットを組んだとしても話は変わる可能性がある。さりげなく寄り道に見えて、重要な話。


・本日のお題

今回もカクヨム短編として投稿しようか悩んでいるプロットからの話です。ニュースサイト等を見ているうちに、色々と没ネタが出てくるような気配もしているので。


リアルのニュースから、こう言うネタも思いつきました。「時代はリアルからバーチャルへと移行していく日本のアイドル事情。そんな中であるメーカーが生み出したバーチャルアイドルが、日本のアイドルコンテンツを変えるべく動き出す」と言うアイドル物。

(実際に作るかどうかは不明ですが、何となく思いついた小ネタです。どういう風に思いついたかは第1回を参照の事)


要約すると、リアルのアイドルからバーチャルYouTuberへシフトしていく芸能界の変化とバーチャルアイドルがアイドルコンテンツを変えていくというアイドル物ですが、さすがに別の意味でもタイムリーと言う事で没ネタに。似たようなネタは探せば見つかるので、もしかしたら「時代が追いついた」ネタになっている可能性も否定できませんが。


こうした没ネタってどうするのだろう……と思われますが、そのまま使わずにメモ程度に書き残す、もしくは別の作品で些細な事件程度に挿入するのどちらかになるでしょう。こうしたアイディアを色々とためておく事で、発想の転換と言えるような作品を生み出せるので、こうしたネタが思いつく事自体は間違っていないと思います。ただし、それらを実際に書くのかは別の話ですよ。

(自分の場合は、基本的に扱う題材の関係上で死ネタを使わないと決めていたりするので、こう言ったネタを思いつくのかもしれません)


別の作品で些細なネタとして扱う場合ですが、自分の場合はリアリティを持たせる為にSNS等のつぶやきで語らせたりしています。この世界では、こうした事件も起きているという様な感じで。


そうなると、以前に言及したかもしれない「設定を語り過ぎない」はどうなるの……と思うのですが、あくまでも設定語りと思わせないように書くのが重要なのです。例えば、伏線を混ぜておいて語らせるとか、別の世界も存在する事を示唆させるとか。

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