第6回:肝心な物を忘れてた
・前回までのまとめ
『恵方巻きの大量投棄問題』のニュースと「コンビニのアニメ・ゲームコラボ」を融合し、「コンビニ各社は節分の恵方巻きの販売に変わって、各種お菓子を購入する事でアニメ・ゲーム作品とのコラボしたクリアファイルをもらえる」というネタが完成、舞台も草加駅近辺のコンビニ、登場人物もコンビニの客が主人公として中心となる話になっていき、ロケハン等を重ねて話はリアリティを持つ事になります。
その中で、プロットを組んだとしても話は変わる可能性がある。さりげなく寄り道に見えて、重要な話があったり、さりげなく没プロットに関しての小ネタもはさみました。
・今回の話
早速ですが、忘れていた事があります。そう、作品タイトルです。プロット等でもある程度の段階まで行ってタイトルを作るケース、最初にタイトルを付けてから作品を広げていくケースなどもあります。
今回は前者のケースで行きましょう。
キーワードを入れていくスタイルだと『恵方巻きの大量投棄問題を全力で変えようとしてみた』とか『恵方巻きよりもアニメ・ゲームコラボでしょ!』と言った物が思い浮かびますね。
その一方で『コンビニコラボと恵方巻き』みたいなタイトルもありますが、作品のテーマをタイトルで表現しようとすると、色々と悩みますね。皆様はどういうタイトルを思いつきますか?
タイトルを思いつく前に注意事項があります。かぶりそうな作品タイトルは使わない事です。2019年の直木賞・芥川賞の発表があり、そこで『宝島』と言う作品が受賞しました。
宝島と言うと、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの海洋冒険小説が即座に思いつくでしょう。その為、直木賞を受賞したと聞いて困惑した人もいるかもしれません。そう言う事もあり得るので、下手にタイトル被りをするのは危険と言えるでしょう。それに便乗するネタもあるかもしれませんが、一発ネタで終わるのは目に見えています。
トレンドになっているような作品名をもじったタイトルは、自分も前例があるので堂々とは言えないのですが。メル・アイヴィーの小説コンテストで投稿した『SNS.メル・アイヴィー』のタイトル元ネタは『SSSS.GRIDMAN』だったりします。作品の内容も、さりげなくタイトル元ネタを思わせるような要素もあったりしますが……。
小説家になろうであるようなタイトルにするのもありだと思いますが、本当にそのタイトルで大丈夫なのか……と言う事で投稿前に調整をするのも重要です。気になったら、途中でタイトル変更しても問題はありません。書籍化したらタイトルが違うというのもよくある話です。
(カクヨムだとテイルズ・オブ・西野が出版の際はタイトル変更した事が記憶に新しいでしょう)
実際、自分も不正破壊者の我侭姫で同じ事をやった事があるので……タイトルと言うのは作品を紹介する際の名刺みたいな物と覚えておくとよいかもしれません。
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