応援コメント

するすみ」への応援コメント

  • 工藤様、ご無沙汰しております。こんばんは。お元気で、お過ごしでしょうか。
    「するすみ」、何度、拝読しても飽きません。こちらは工藤様が蝶ネクタイ型の変声器を用いられた結果でしょうか。小宅時継氏と秋山枯樹氏の対談、興味深いです。亡原行人氏のお気持ちも非常に分かるところであります。そう、独りになりたいときがあるんですよね。
    漢字の宛て方を変えることで、大きく分けて二通りの解釈が生まれ、其処から更に派生する想いがある。日本語の可能性の深さ、多義的な訳を堪能させていただきました。

    さて、私事で恐縮ですが、近日、過去作の大半を非公開に致します。それにともない、工藤様に執筆して戴いた珠玉のレビューが画面から消えるかと思うのですが、作品の削除、退会による変動ではございませんので、ご安心ください。オフィーリアは冬眠します。春には復帰しますので、また、ゆっくりと往復書簡の続きが叶いましたら、さいわいです。ちなみに十二月一日に新作を公開予定です。新作を立ち位置に頑張ってみようかと思っております。その後は、確乎たるプロットよりも流美あふれる世界に溺れていとうございますね。乙゛/〵叉。

    作者からの返信

    宵澤樣

    お久し振りでございます。引越しはその前後も含めて、と申しますが、「するすみ」の引越しに感けて一ヶ月半近くもご無沙汰してしまいました。まだ家具などで揃わないものもあり、何とか今年中には調えようなどと悠長に考えている裡にもう師走に……正しくtempus fugit(時は飛ぶ)ですね。
    頂戴しましたコメント、勝手乍ら、またカクヨムでの活動(と申しましても、相変わらず勤勉とは程遠いものとなりましょうが)を再開する縁とさせて戴こうと存じます。何度も何度も拙文、お読み下さっていることと併せて御礼申し上げます。

    にしましても、お邪魔せぬ間に奏鳴曲は伸び伸びと逞しく蔓を伸ばしておられたのですね。十二月からは御新作も公開されるとのこと、そして既出の御作の大半を非公開になさるとのこともお知らせ下さいまして、こちらも有り難うございました。大変驚きましたが、「冬眠」ということでもありますから、オフィーリアは「少女」の心の硝子函の裡に大切に仕舞われて、春に二度、その姿を見せて下さるのでしょう。いづれ春永に……先週廿五日で没後五十年の正日を迎えた「麒麟児の弟殿」が好んだ書簡の書留文言ですが、暫しのお別れの言葉としてピッタリのように思われます。

    とはいえ「冬眠」前に奏鳴曲だけは、と、先刻、ササオカさんの独白を拝読しました。コメントは後程させて戴ければと存じます(何やら閉店の決まった飲食店に推参して名残惜しむ常連客の如くですね)。奏鳴曲は何としても本日中に拝読しようと思っておりますので、非公開までいま暫し、いま暫しご猶予の程を!!