応援コメント

御修法」への応援コメント

  •  考えるな、感じろ。が正しいんでしょうが、どうしても意味を知りたくて調べてしまいます💧
     文脈や漢字そのものを見て意味が理解出来るものもありますが、同じ漢字の組み合わせで、別の読み方がありましたので、すぐに探して、なるほど……そういう意味か。と思ったら、最後に註釈があったりして、かなり間抜けな事をしてしまったり……💧

     ですが、読んでいて、あ! これ漢字でこう書くんだ! と色々新しい事が解ったり。本当に勉強させて頂いております。
    (オン・マニ・パド・メー・ウン と覚えていたのですが。あ、違うんだ! それに漢字で書くとこうなんだ! 等々。です。
    必要になったら、もっと詳しく調べてみます)

    作者からの返信

    森園珠子 様

    コメントありがとうございました。
    人名・地名に架空のものがありまして……大変申し訳御座いません。修法の名称はすべて実在する(した)ものですのでご安心下さい。

    あとマントラの発音ですが、森園さんのオン・マニ・パド・メー・「ウン」で大丈夫だと思います。

    拙文では梵字の読みをアルファベットに起こした「hūṃ」をそのままローマ字読みして「フム」と表記しましたが、「阿吽の呼吸」のように、表記・発音とも「ウン」で統一しても良かったかも知れません。

    マンガなどでよく見られる「ふうむ」「ふーん」「ううむ」「うん」「むむ」「んー」などは人が口を閉じて「唸る(=「うん」鳴る)」時の擬声語表記で、恐らくこれら全てが「吽」字の発音から出たバリエーションのはずですから、同じ音を聞いても表記がかなり多様なのは面白いですね。

    ともかく、頭音でない「はひふへほ」は「わいうえお」と発音しますし(「にほひ」=「におい」みたいに)、「む」も「ん」と発音しますから(「むま」→「んま」→「うま」=馬)、文字表記は「フム」でも発音は「ウン」になり、そのまま「ウン」と表記しても大丈夫……などと考えながら「やはりコトバは面白いな」と思わせて頂きました。重ねて御礼申し上げます。

    最後に、拙文の中には既存の辞書に(恐らく用例や典拠が少なすぎて)採られていない(けれど確実に文献に見られる)言葉や、自作の言葉・宛字などが少なからず含まれております。ご不明な点がありましたらば、ぜひお尋ね下さると嬉しいです。

  • 漢字を探すだけでも大変そうです

    ルビがあるから読めるけれど、意味が分からない単語ばかり

    解読するな、味わえ(考えるな、感じろ)な作品ですね

    作者からの返信

    永若オソカ 様

    初めまして、工藤行人です。
    著者自身ですら眼がチカチカして来る文章をお読み戴いた上にコメントまで頂戴してしまい、大変恐縮しております……。

    この文章は、特定のテーマを掲げて同類を列挙していく「ものづくし」という古典文学の形式を意識して書きました(本作の場合は、謂わば「御修法づくし」です)。

    その点、カタログとしての性質が強く、ストーリー性は弱いと思われますので、仰る通り、意味を解読すると云うよりは「こんな名前の修法もあるのか」とパラパラめくって味わう感じで読んで戴けますと幸甚です。