世界の命運は彼の手に委ねられている。

と書くと、ポジティブな英雄譚のように聞こえますが、今作の場合はそうとはいかないかもしれません。

主人公はいったい何を消去しようとしているのか。
謎の男の正体も含め、余韻を感じさせる物語です。