小万坂 前志

小万坂 前志/デイド・サーガ

※CAUTION

・こちらの注意書きは必ず読んでください。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888092635/episodes/1177354054888097839

・自分が感想を書く時は我が身を顧みません。

・感想は独り言なのでタメ口。作者さんへ送る際は敬語を使います。

・今回の評価の辛さは【普通】です。

【辛さレベル:甘い・普通・辛い・激辛・無制限】


─────────作品情報─────────

作品名:デイド・サーガ


作者名(敬称略):小万坂 前志


キャッチコピー:大人になってもファンタジーを読んでみたい


タグ:ファンタジー

   カクヨムオンリー

   剣と魔法

   シリアス風味多め。笑いも入れたいのに。

   目指せ本格派。そして王道を書きたいんです

   でもライトに行きたいんです。

   話が進むのが亀です。

   作者の技量はお察しください。


─────────あらすじまで読んでの感想─────────

・た、タグから突っ込みどころしかねー

 いや、いくらなんでもくどすぎでしょう!?

 文章で書かずに、少しはまとめましょうよ。

 【目指せ本格派】とか、【シリアス】とか。

 亀とか技量とかは書かなくても良いから!


・まあ、キャッチコピーからも感じられるけど、タグでも言ってるし。

 昔なじみのファンタジーものを書きたいというのは何となく伝わった。


・で、あらすじは…うわ、本当のあらすじだ。

 これ、恐らく序盤の展開が本当にまとめられてるものだよね?


・うん…悪くはないんだけど、ドキドキ感は足りないな。

 本当に正統派のファンタジー物には見えるんだけど…。

 いや、疑いようがないな。この情報だと。


─────────文章全体を見た初印象─────────

・あ、空の行を2行も入れてるんだ…うん?1行もある。


・どちらにしろちゃんと改行されてるじゃん。よむよむ。


─────────本編を読んだ感想─────────

どこまで読んだか:【五話】


・え、え?いきなり最初から撤退し始めた。なになに!?


・【百騎の騎馬兵で敵の本拠地に乗り込む】

 湿地に入って騎馬は捨てたんじゃなかったっけ。

 乗り込んで、駄目だったから撤退し始めたの?


・【この万の兵の包囲を打ち破れると言うことではない】

 誤字ではないけど…なんか、違和感がすごい。

 これと似たようなところが、セリフ周りに結構多い。


・助詞周りか…これは?

 独特の言い回しと言えるんだろうけど、違和感がすごい。


・ああ、やっとわかった。

 あらすじの前半は背景説明で、後半は1話から起こる出来事か!

 わかりにくいわ!


・そもそも、あらすじを読んでプロローグに入るという保証はどこにもないんだよ。

 本編に絡む説明は本編でやってくれよ!

 いきなりプロローグからどっかに逃げてるから何事かと思ったわ。


・【神話の代オーガ】

 オーガって、神話時代の名称かよ…。

 オーガの覇者っていうから、てっきりOgreかと…。


・【強大な力を一瞬手に出来るが、その強大な力を発揮するがゆえ命を一瞬で燃やしてしまう】

 完全に後の伏線ですね。

 追加でいうと、ここも【その】辺りが少し妙です。


・うん、やっぱり、細々とした助詞まわりがおかしい。

 結構頻繁に見えるし、無視して読めるには読めるけど、集中が途切れてしまう。


・【ワンユ族族長クロガネが三子ソウエイ使者として参った】

 族長のクロガネが来たのか、その三子のソウエイというやつが来たのか。

 それとも完全に別人が三子ソウエイ使者という特別な肩書きがあるのか、

 全然読めない。

 次回を見ると、どうやら2番目のようだ。


・結局、モーカは妻という話だけど、敬語ばかり使うんだな…。

 未だにデイドの内面がよく見えないな。


・【生まれつき魔力の少ない鬼人オーガが多いのなかで】

 …え?こっちのオーガもあるの?

 え、え?それで結局あのオーガの覇者って何?

 同じ名前なだけ?或いは読み間違い?


・なんか、鬼人オーガって連発されてるけど…まさか全部人間じゃないの?

 オーガの覇者って言葉通りの意味?


─────────総評─────────

自分評価(★5評価):★★★☆☆


 色々と惜しい!

 実のところ、自分はこのデイド・サーガを一度見たことがあります。

 その時は適当に読み飛ばしたので内容をよくわからなかったので飛ばしました。


 例の投票コンテストの時ですが、

 関連する一言評価をスプレッドシートに整理してあって、

 そこにデイド・サーガの事も書かれてます。

 【序盤少し読んだけど何の話がしたいのがわけがわからん】


 自分がこの評価を見て今回、再度読み直してからやっと理由がわかりました。

 要は、プロローグが唐突すぎて自分がついていけなかったのです。


 物語は本当に王道というか、昔なじみのファンタジーです。

 設定や描写周りも自分が読んだところまでは特に問題ありませんでした。

 むしろ淡々と進んでいく、戦記とも呼べる物語に胸を踊らせる方も多いでしょう。


 一応、細かい疑問点などは上記で幾つか書かせていただきました。

 が、最初から一度精査してみるのをおすすめします。

 声を出して読めば大体の違和感には気づけるので、それをやってみましょう。


 それと、プロローグ初期…というか、プロローグから物語全体まで。

 基本説明が省かれているところも何とかしましょ。

 オーガ周りも名称をはっきりして、主人公の種族とかも明かして欲しい。

 付けてるものが巨人族のマントとか言われてもピンと来ないのです。


 モーカをオーガと呼ぶ前まで、人間じゃないとわかるところは、

 精々、あの装飾をあれこれ付けるところくらいです。

 巨人とかドラゴンとか、なんか図体のでかい種族が出るから…。

 あれ?とは思ったんですよ、思っただけだったんですが。


 ただ、良い作品です。

 今どき見れないストーリーでもありますし、

 上手く書ける人もあまり残されて無いジャンルです。


 自分は今回、この作品に★3を入れましたが、

 恐らく、これは後半になるほど評価と雰囲気が盛り上がる作品です。

 今どきの流行りとは少し違うのが悲しいところですが、

 もう少し調整すれば十分に良い作品になれると思います。


─────────作者さんへ─────────


 小万坂さん、やっと感想を書けました。

 ちょっと感無量な気持ちがあります。


 正直、今回不安が少しありました。

 自主企画の自分の一言コメントがちょっと酷かったもので…。

 いや、あの投票コンテストで自分が整理したリストの一言は全部酷いんですが。

 ただ、心配は杞憂となりました。

 十分に良い作品です。


 自分とそう変わらない時期に書き始めた方でもあるし、

 ずっと応援してもらった分、こう何の心配なく感想を書けることに安心してます。

 小説も多作せずに、ちゃんと一作に集中して書かれてるようで好感が持てます。


 というか、ツイッター始めたんですね!

 たしか前回、近況ノートについったーが何かわからないと仰ってたので。


 それなら、あらすじの【あらすじ】4文字は消しましょう!

 あらすじの最初の何行目はサムネイルで結構大事です!

 キャッチコピーが2行なら、あらすじは4行まで表示されます。

 せっかくなら、実際のあらすじが出てくれたほうが、見る人も嬉しいでしょうし。


 近況ノートも少し見ましたが…10万文字…ええ――

 ちゃんと終わりを見ましょうよ!デサガ!

 自分なんて、今書いてる小説は最小で50万は見てるんですが!

 長編小説なら、これくらいは書かないと!

 10万で1巻だと見て、5巻分?


 どちらにしろ、終わるなら綺麗に終わったほうが自分は良いと思います。

 後味悪い終わり方なら見てる方も、もどかしいでしょうし。

 とあるキャラの言葉を少し拝借しますと――


『フィナーレとはかくあるべし。

 それが悲劇にしろ喜劇にしろ、終焉は華やかであるべきだ』


 なので、小万坂さん!

 後が残ってるのなら、ちゃんと書き終えましょう!

 自分も陰ながら応援しています!

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