応援コメント

無職の夕べ」への応援コメント

  • 以前、カクヨムで灘乙子先生がアップロードしていた、「町田康のコンサートの帰りに手の甲に染み付いたワキガスメルをご友人に嗅がせて本気パンチをくらう」という、たいへん微笑ましいエピソードが復活していて嬉しいかぎりです。
    私もほぼ同じ時代に、灘乙子先生同様、ダラダラと無為徒食の日々を過ごしていました。
    90年代末期もしくは21世紀の初頭、中島らもや町田康を愛読している若者は、だいたい似たようなライフスタイルをしていたのではないでしょうか。およそ若者らしくない、怠惰で無気力な青春をむしろカッコいいと、心のどこかで思っていました。こういう気だるい感じの青春を送らないと、中島らもや町田康のようなファンキーかつアカデミックな人間にはなれないのだ、とすら思ってました。
    古着を着こなし、ボロボロのダメージジーンズに雪駄を履き、ジッポライターで手巻きタバコを吸う。古い映画や海外の音楽にやたら詳しい。そんな俺、かっこいい。
    一見、キラリと光る才能がありそうに見えるけど本当は全くない、ぱっと見、やる気がなさそうに見えるけど本当にやる気ない、そんな兄ちゃんたちと私も紫煙にまみれていましたよ。



    作者からの返信

    僧正様
    コメントありがとうございます
    レビューで、切られてたのは惜しい、と書いてくださっていたし、今回生徒手帳が見つかったという機会も得て、改めて書きました。前は、近況ノートにざっと書いただけだったので。
    僧正様がそーゆーやさぐれた青年期を送りながらも、今高野山でばりばりおつとめなさっていることのを思いますと、卑近なところでは映画「DRIVE」の寺島進を思い出しますし、もっと遠大なところで言いますと、シッダールタ本人ですね お釈迦さまってパンク。
    わたし自分はクズだと思う一方「働いたら負け」とすら思っていました。じゃあおまえの食い扶持は誰が都合してたのかと、ほんとにグーで殴ってやりたい・ばーか