番外ノ巻 主要でない登場人物

一話しか出てこなくても、例え台詞が少なくても、チョイ役の皆さんも居てこその物語です。と言うことで登場順にまとめてみました。


ネタバレがありますのでご注意下さい。




***


王妃さま

フロレンスの姉でマルゲリットの伯母にあたる。「マルゴがこんなにお転婆なのは両親ではなくて私に似たのね!」と言っているらしいが、貴女には似てませんから。サンレオナール国王との間にエティエン王太子、マデレーヌ王女、トーマ第二王子がいる。


荷馬車の御者

マルゲリットをきそうになったのに怒鳴っただけで馬車を止めもせずに去って行った。ある意味彼は二人のキューピッド役だが手に持っているのは弓矢ではなく手綱。ダンジュはその時マルゲリットを助けたせいで肩を脱臼してしまった。


ソンルグレ家の使用人たち

彼らはもちろんドウジュや他の間者の存在に気付いていない。マルゲリットが庭で駆け回っているのは見ていても、まさか彼女が木や屋根に登っていることまでは知らない。


マルゲリットの初等科の学友たち

彼女たちはませていて、マルゲリットに恋とはどんなものかを吹き込んだ。そして彼女はダンジュへの恋心を十一歳にして自覚する。


若手文官の皆さん

アントワーヌの部下。主に男性。アントワーヌは何を思ったか、彼らを屋敷に招きローズに紹介するようになった。ティエリーによると皆当て馬くんらしい。


ミシェル・サヴァン

ローズの親友で彼女の結婚式にアンリと一緒に付き添い人を務めた。その式ではアンリのせいで肝を冷やした彼女も、今作ではアンリの台詞に出てくるだけである。


モード

ソンルグレ家の侍女。主に「色豪騎士」で活躍したが、この話にも少しだけ登場。「ローズお嬢さまは私が居ないと駄目ですから! どこまででもついて行きますとも!」と言ってマキシムに嫁いだローズについてガニョン家に仕えることになった。マルゲリットについては「マルゴお嬢さまは見た目によらずしっかりしておいでですから」だそうだ。彼女もマルゲリットほどではないが盗み聞き大女王である。


ソンルグレ家の執事

マキシムがピンクの薔薇を持ってローズに求婚に来た時に出迎え、すわ大変、これはただ事ではないとアントワーヌに取り次いだ。


オリヴィエ・ガニョン

ローズとマキシムの長男。ハイハイの名人でいわゆる目が離せない赤ちゃん。父親似か? 生まれたばかりの彼の従弟ケンちゃんが次の座談会に登場。


エマニュエル・テリオー

ナタニエルの婚約者。彼とは学生時代からの知り合いらしいが? 最終回で二人が結婚式を挙げた時、マルゲリットは付添人を務めた。愛称エマ。


パスカル・テリオー

エマニュエルの弟でマルゲリットと共に姉とナタニエルの式で付添人を務めた。エマニュエルとナタニエルの仲を取り持つ協力をしたらしい。


ラヴォワ夫婦

ペルティエの街に住む子沢山の夫婦。物語の最後、ある決断を迫られる。


診療所の患者さんたち

皆さんデュケット医師の腕を信用している。診察料が払えないときは料理や食材の差し入れ、診療所の建物の修理などで。


ペルティエ男爵

アントワーヌの兄で、マルゲリットの伯父。ペルティエの街にある孤児院を拡大したいとフロレンスを招いて意見を聞いた。立派に領主を務めている人。「蕾」の時から登場しているが、作者は名前を考えていない。ごめんなさい、アントワーヌのお兄さま……

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