ぼやけたキミ

第4話

なんとなく俺の自己紹介をしてきたが今のところはこれくらいでいいだろう。

あ、あと歳は最近25になったばかりで健康診断はB判定だった（他はAで視力が悪いから）

7:30分の目覚ましで目覚める。

寝癖付いたっぽい。とりあえず見えない鏡で整えてみるけど、俺のことなんてみてないからいいか。

一か月前から炎上しているプロジェクトで残業をする社畜のごとく働くこの俺は、いつものように会社に向かっている。

ぼやけた感じでもわかるんだけど天気はいいみたいだ、空を見上げるとたぶん公文はないこれから室内に入る日々の外界の様子がわかるのは朝と夜の通勤30分の間のみ。

まあ、天気がいいからって俺に何かしてくれるわけじゃないから特に感情なんてわきやしない。

あ、えっと、最近年号変わったらしいけど全然興味ないっていうか、年号変わることでどれくらいの死人が出るのか気になるくらいだろう（自分のプロジェクトは西暦で扱っててよかった！）

コンビニで食料を買い込んで最近はやりのスマホに表示したバーコードの電子マネーで買い物をする。

案外画面出すの面倒だから非接触カードで払う電子マネーの方が好きだけどね。