沈淵雲子 兄たちの経歴  

沈淵子しんえんし沈雲子しんうんし


沈氏兄弟の長男、沈淵子。あざなは敬深けいしん

若いころから大志忠節を抱いていた。


劉裕りゅうゆう桓玄かんげん打倒に従い、

繁畤はんし県の五等侯に封ぜられた。

その後劉裕や劉道規りゅうどうきの幹部として勤務。


五斗米道ごとべいどう徐道覆じょどうふく建康けんこう引き上げ後

江陵こうりょうを狙った際には、劉道規の部下として

同僚の劉基りゅうきとともに、大簿たいぼという地で

五斗米道の将軍、蔡猛さいもうを殺した。


劉裕の幹部に復帰、

司馬休之しばきゅうしの征伐に従事するも、

徐逵之じょきしと同じように、戦死。

三十五歳だった。



その弟、沈雲子。

特に経歴は載っていない。


劉義隆りゅうぎりゅうの時代に晉安しんあん太守になった、

そのくらいの記録が残るのみだ。




淵子,字敬深,少有志節,隨高祖克京城,封繁畤縣五等侯。參鎭軍、車騎中軍事,又爲道規輔國、征西參軍,領寕蜀太守。與劉基共斬蔡猛於大簿,還爲太尉參軍,從征司馬休之,與徐逵之同沒。時年三十五。淵子弟雲子,元嘉中,爲晉安太守。


淵子は字を敬深、少きより志節有り、高祖の京城を克せるに隨い、繁畤縣の五等侯に封ぜらる。鎭軍、車騎中軍事に參じ、又た道規の輔國、征西參軍と爲り、寕蜀太守を領ぜらる。劉基と共に蔡猛を大簿にて斬り、還じて太尉參軍と爲り、司馬休之を征せるに從わば、徐逵之と同じきに沒す。時に年三十五なり。淵子の弟の雲子は元嘉中、晉安太守と爲る。

(宋書100-2_為人)




うんこ(これが言いたかっただけ感)

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