揺訳 晋宋春秋１

劉裕５５ 四廃日

劉裕（りゅうゆう）の官位に、

南蛮校尉（なんばんこうい）が加えられることになった。

南蛮校尉、

西府（せいふ）軍における重要なポストの一つ。

単純に言えば荊州（けいしゅう）南部に点在する

異民族たちの統御に当たる役割だ。

この頃にはある程度の

名誉ポストになっていた

雰囲気もあるのだが、

とは言え、重要な人物に割り当てられる

ポストだというのは変わらない。

その辞令を皇帝より正式に受領しよう、

と言う日が、あろうことか、

四廃日（しはいじつ）に該当した。

このことについて、

劉裕をサポートする文官である

鄭鮮之（ていせんし）、褚裕之（ちょゆうし）、王弘（おうこう）、傅亮（ふりょう）

が、日程変更を提案してきた。

が、劉裕、却下した。

公加領南蠻校尉。將拜，值四廢日，佐史鄭鮮之、褚叔度、王弘、傅亮白遷日，不許。

公に加えて南蠻校尉を領さる。將に拜さんとせるに、四廢の日に值い、佐史の鄭鮮之、褚叔度、王弘、傅亮は日を遷すべしと白いたるも、許さず。

（宋書2-10_文学）

四廃日

春（１月～３月）の庚申、辛酉の日

夏（４月～６月）の壬子、癸亥の日

秋（７月～９月）の甲寅、乙卯の日

冬（10月～12月）の丙午、丁巳の日

を指す。

なぜか。

就是指在春、夏、秋、冬這四個季節里，五行能量最弱的日子。具體來講，春季為木旺主事之時，這時金被囚而無用，稱為廢亡；而庚申、辛酉這兩組干支的五行均屬金，因此能量最弱，處于廢亡狀態。以此類推，夏季為火旺之時，水處于死囚無用，壬子、 癸亥兩日能量最弱。秋季金盛，木處死囚無用，甲寅、乙卯兩日能量最弱。冬為水旺，故火處死囚無用，丙午、丁巳兩日能量最弱。

https://www.lnka.tw/html/topic/11727.html

おっそうだな！（理解する気がない）

まあ、我々の感覚で言うさんりんぼうみたいなもんなんでしょう。

鄭鮮之、王弘、傅亮

ここで初登場。

みんな宋の時代に立身しているが、

中でも王弘はちょう重要。