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2019年5月21日 23:01
序盤を読んでいた時、主人公を示す言葉が代名詞ではなく徹底して「肇は」「肇の」であることに、私は小さな違和感があったのですが、「むしろ、この少し堅苦しい感じが、主人公はプロの小説家であるというキャラクター設定に合っているのかもしれない」と勝手に納得して、気にならなくなったところで……。明かされた性別!なるほど、このためだったのですね!こういう叙述トリックは、いかに隠すかが大事なのでしょうが、私のように「勝手に納得」という読者が出てくる時点で、大成功だろうと思いました。また「夢小説と酷評される作品が一部読者層から熱烈な支持を得る」というのは、WEB小説で無双系が流行るという現状(なろう系と揶揄されつつも、そのなろう系が続々と書籍化されてアニメ化までされる、という現状)を思うと、とても説得力ある結末だと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!ご丁寧に読み解いていただいて、作者としては嬉しい限りでございます。文体自体も、序盤は少し堅苦しくして、何となく男性的な雰囲気を出してみました。
序盤を読んでいた時、主人公を示す言葉が代名詞ではなく徹底して「肇は」「肇の」であることに、私は小さな違和感があったのですが、
「むしろ、この少し堅苦しい感じが、主人公はプロの小説家であるというキャラクター設定に合っているのかもしれない」
と勝手に納得して、気にならなくなったところで……。
明かされた性別!
なるほど、このためだったのですね!
こういう叙述トリックは、いかに隠すかが大事なのでしょうが、私のように「勝手に納得」という読者が出てくる時点で、大成功だろうと思いました。
また「夢小説と酷評される作品が一部読者層から熱烈な支持を得る」というのは、WEB小説で無双系が流行るという現状(なろう系と揶揄されつつも、そのなろう系が続々と書籍化されてアニメ化までされる、という現状)を思うと、とても説得力ある結末だと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ご丁寧に読み解いていただいて、作者としては嬉しい限りでございます。
文体自体も、序盤は少し堅苦しくして、何となく男性的な雰囲気を出してみました。