第98話 相談2号 異世界を舞台にしたエッセイや日記にすれば?

相談いただきました。


2人目の相談はこちらです。


相談2号 これでも書籍化デビュー狙っています、が……

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888392921


・書き始めたら完成させることに集中しましょう

「続かない」「続ける気力がなくなる」「どうせつまらないよねという病発症」は、ほとんどの人が同じ症状で、プロになっても続くようです。なので仕方がないですね。それを乗り越えられる人が次のステップに進めます。

推敲と校閲、校正を同時にやるのもよくないです。それは書くことに集中できていないことでもありますから。

このへんは木の持ちようなので、誰にも効くうまい方法はないと思います。

でも、つまらないとわかっていても書きたくなるんだと思います。それで書けなくなることはあっても、書くことそのものを放棄していないわけですよね。書きたいと思う。でも書けない。だったらつまらなくてもいいと割り切れませんか? 書きたいから書く、だけでもいいような気がします。

連載にも書きましたが、受賞は確率です。少なくとも著者が考えている、つまらないとか、おもしろいとか関係ありません。つまらないものでも書き上げて送れば受賞の可能性はあります。

文章の硬さは考えなくていいと思います。書籍化と文章の巧拙やスタイルはほとんど関係ないと思います。賞をとっての書籍化なら確率で、そうでないなら相手の編集者の好みやレーベルのカラー次第です。


・先を越されるのはアイデアが悪くなってことです。異世界を舞台にしたエッセイや日記にすれば?

着眼点は悪くないと思いますので、あとは書き上げるだけです。気負いをなくすのは難しいかもしれませんが、ダメ元で気楽に挑戦するしかないです。このへんも気の持ちようなんですよね。

エッセイだと続くなら、異世界を舞台にした特殊な職業の人のエッセイあるいは日記にしてみるという手もあります。これはこれで小説になりますから。

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