第88話 カクヨム・マラソン 第3弾 あなたの世界の半分をいただく代わりに望みをかなえて差し上げます

カクヨムコンに投稿するための短編を書く過程をナマで書き綴っています。

第3作目の短編です。義眼師。


ふつうの方法では解決できない問題を抱えた人がやってくる。そこで片目をもらい、代わりに問題を解決する能力を授ける義眼を作って装着する。

視覚は人間が外部から得る情報の80%以上を占めるそうですから、片目を失うことが半分近くの知覚を失うってこと? まあ、そんなことはないでしょうけど。口上としてはよさそう。

「あなたの世界の半分をいただく代わりに望みをかなえて差し上げます」

「お代はあなたの半分」


相手は「なんでも解決してくれるすごい人」と思ってやってきたら、目をよこせと言われる展開。

どういう方法で解決されるかは義眼師にも予想できない。予想外の結末。


いろんな客が来るのが楽しいんだろうけど、うーん。

ひとりの客を相手してて、過去の客の話をいくつかして、

「さて、心の準備はできましたか?」

と施術に入る。


美少女を主人公にしがちだけど、ここはあえて熟女か渋いおっさんでいきましょう。

アシスタントに義眼の美少女をつければいいか……いや、美少年だな。

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