第561話大口の 真神の原に 降る雪は
舎人娘子の雪の歌一首
大口の 真神の原に 降る雪は いたくな降りそ 家もあらなくに
(巻8-1636)
※舎人娘子:持統、文武朝の女性。大宝二年(702)十月の三河行幸に従った。
※大口の:真神(狼の異名:口が大きいから)にかかる枕詞。
※真神の原:明日香村の飛鳥寺から南方の香久山に続く一帯。
真神の原に降る雪は、そんなにひどく降ってはなりません。
ここに私の家はないのですから。
豪雪になってしまった時の不安を詠う。
わかりやすい歌である。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます