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2023年8月25日 22:42
私も伊勢の斎宮と大津皇子の姉弟愛の歌物語は大好きです。三十年前に山の辺の路を辿っていたとき、二上山がいつも西の地平に遠望されていたことが思い出されます。 この物語に取材した折口信夫の『死者の書』も神品ですね。 応援しています。
2021年3月9日 16:12 編集済
五木寛之さんがサンカを題材に描かれた小説に、二上山が神の山として登場していたような気がします。サンカの足指の先には目玉があり、真っ暗な山中も疾走できると。
作者からの返信
古代日本では、山は恐れるべき場所、聖なる場所、また葬送の場所でした。たとえば「熊野」は山の墓地の意味もあって、特定の地名ではなく普通名詞でした。(出雲にも熊野大社があります)その恐ろしい山中を自在に動き回ることのできる人々は、「神がかり」特別視されたと思われます。やがては山伏とか修験とかに、関係していくのかもしれません。
私も伊勢の斎宮と大津皇子の姉弟愛の歌物語は大好きです。
三十年前に山の辺の路を辿っていたとき、二上山がいつも西の地平に遠望されていたことが思い出されます。
この物語に取材した折口信夫の『死者の書』も神品ですね。
応援しています。