応援コメント

第26話 大伯皇女は亡くなった大津皇子を悲しむ(2)」への応援コメント

  • 私も伊勢の斎宮と大津皇子の姉弟愛の歌物語は大好きです。
    三十年前に山の辺の路を辿っていたとき、二上山がいつも西の地平に遠望されていたことが思い出されます。
     この物語に取材した折口信夫の『死者の書』も神品ですね。
     応援しています。


  • 編集済

    五木寛之さんがサンカを題材に描かれた小説に、二上山が神の山として登場していたような気がします。サンカの足指の先には目玉があり、真っ暗な山中も疾走できると。

    作者からの返信

    古代日本では、山は恐れるべき場所、聖なる場所、また葬送の場所でした。
    たとえば「熊野」は山の墓地の意味もあって、特定の地名ではなく普通名詞でした。(出雲にも熊野大社があります)

    その恐ろしい山中を自在に動き回ることのできる人々は、「神がかり」特別視されたと思われます。
    やがては山伏とか修験とかに、関係していくのかもしれません。