四歌 魔女に捧ぐ
時重ね 碧き常葉の 待つ人と
心重ねて 挑まんと 遠き行く手を 尋ね来て
人も寄らぬと 聞く山の 麓に着きて
見上げれば 夕べも過ぎし 墨染の
赤き火の 燃ゆるが如く 揺らめきて
空を高行く 風に乗る 火の粉の如く 流れ行く
山に臨みし 岩囲う 珠の光に 誘われて
踏み入れし道 薄紅の 秋の山にも 其処此処に
見ゆる紅葉の
溢れし炎 火の泉
君が備えし 力添え
我友合わせ
幾時経ちて
大空渡る 日の影も
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます