第2話

わたしの部屋は昔から汚い。

治らなかったし治せなかったし、厳しい教育もなかった。


意思も特別弱かった。

家族がそうしてほしそうな所へ行き

誰かを傷つける言葉は使わない様にした。


そうしていたら、模範生などと言われたり

好かれたりした。


でも、これは遺書だから

メッキが剥がれてから壊れて腐って理性を失った私を恥ずかしながら全て書いておこうと思う。

だれにも読まれたくないから土にでも埋めようかしら。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

いつか消えるかも @itsukakierukamo

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ