はじめまして、アレセイアです。
のんびりとした日常ですが、独特の感性とリズム感が、読みやすくなかなかどうして面白い。純文学とお見受けしますが、どこか懐かしいような、昭和の香りを感じる文章ですね……リズムがよく、するすると38話まで読んでしまいました。
半笑いというこの作品のコンセプトをよくあらわすように、踏み込みが煮え切らない主人公が、徐々に情熱を得ていく様子に、惹かれます。
また、大学の日常もリアリティがあるため、親近感がわきますね……。
ただ、囲碁や茶道に理解がある人間なら、なるほどこれは、と唸ることができますが、分からない人はとっつきづらい可能性はありますね……。
私も下手に知識があるので理解できて丁度良く思えますが、あるいは説明が少し必要な可能性も……いや、でも、そうすると文章の良さがなくなるかもしれない一面もありますね。一概には言えないですが、気になったのでこの点を書き残しておきます。
学生の日常、楽しく読ませていただきました。
執筆活動応援しております。
貴方さまの傍に、幸せな文章の魔法があるように祈っております。
アレセイア
作者からの返信
こんばんは。38話もまとめて読んで下さり、レビューも含めて本当にありがとうございます!
それほど大きな出来事が起きるわけでもなく淡々と進んでいくので退屈してしまう人もいるでしょうが、楽しんで頂けて光栄です。
私自身はあまりたくさん本を読むほうではないので、純文学などはたぶん殆ど読んでないと思うのですが、結構そのように言ってくれる読者の方が多く、そうなのかなと嬉しく思っております。
この小説は実体験をベースに書いているので、リアリティの強さは結構あるかなと思いますね。
ご指摘の囲碁や茶道の理解の件は、他の方からも同じような指摘を受けたことがあり、悩ましいところではあります。文章の流れを悪くしない程度に説明を加えられたら良いのかなと思い、現在最初から読み直して加筆等する部分はしています。余計分かりづらくなっている気がしないでもありませんが(笑)
39話からはテイストの異なる小学時代の回想シーンになりますので、気が向きましたらまた読んで頂けますと幸いです。ありがとうございました。
実は似た者同士でした。
作者からの返信
こういうなかなか無いような共通点があると親近感が湧きますよね。
前回で悦弥と浅井さんはお似合いというか、肩肘張らずに自然に一緒にいられる関係で、良いなと思っていました。
過去に暗い傷を持つ、似た者同士だったのですね。
次からは回想編でしょうか。
引き続き、味わいながら読ませていただきますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ここまでお読みいただき、ありがたいです。
悦弥と浅井の関係は良いですよね。ちょうど良い距離感というか、おっしゃるように肩肘張らず、気取らずにいられる関係性と言いますか。
残念ながら、この後くっつくとかはないのですが(笑)それじゃ普通すぎて面白くないですし、作者の経験が不足していて書けませんね(笑)
次話からは回想編で、別作品と思うほどにテイストが異なっているかと思います。かなりしんどく感じられる内容かと思いますが、お暇なときにでも読んでいただけたらと思います。