きっと必ず陽は昇るから。
みたに ゆづき
#1
『統合失調症』と診察されたのは、高校2年の冬だった。
まさか自分が“精神科”に行くなんて考えたことも無かった。
いや、精神科というのも知らなかった。
統合失調症になってしまったのは、父親が「高校2年の時、クラスで仲良かった友人が転校したのがきっかけ。」と言ってるし、周りの皆もそう思っている。
正解。表向きはね。
本当はね、高校1年の時から悩んでいたことは、皆は知らない。
だって私は誰にも言ってないから。言えなくて独りで悩んでたから。
きっと必ず陽は昇るから。 みたに ゆづき @ydk_m
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。きっと必ず陽は昇るから。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます