この物語は、自主企画に参加したかったために書きました。
自主企画っていいですよね。テーマ(?)が決まってますし。ネタ不足な私にはとってはぴったりですね。
やんわりと『こんな小説書こうかなぁ』って書き出してみても、『なんか違う!!』って投げ出してしまって(苦笑)長編小説は今まで1度も完結させたことが無い……。
エッセイばっかり書いてた人間が言うなって感じなんですがね(笑)
『長編小説はちょっと難しい…なら、短編小説に書きゃいいやん!』って思ったんですが、短編小説にstartからendまで詰め込むのか…と悩んでたんです。10分くらい(笑)
10分後、なんとなーく自主企画を見ていたら、『これなら書けるかな…』と思った素敵な自主企画様があったので、参加させて頂きました。
ここからは中身の話になります。(やっとかよ。)
あらすじを書き出したときは、実はアキは登場してなかったんです。知らない人にピックを拾ってもらう。という流れだったんです。
どちらにしろ、真由子はピックを落としてるんです。ドジですよね(笑)
知らない人っていうのが、実は有名な作詞家で……ってとこで終わってしまいました。
これは知らない人だからそういう流れになってしまったのかな、じゃあ知ってる人だとどうだろうってなって、同級生のアキが登場。
アキが真由子に詞を渡して事故死という、悲しい方向になってしまう。これならbad endになってしまう。
それだけは避けたかったんです。じゃあ事故死にするなよ。ってなるんですがね。
でも、人生ってどこでどうなるか分からない。今まで居た人がいきなり居なくなる。存在して当たり前ということを、当たり前じゃないことを伝えたかったんですよね。
アキとはもう会うことは出来ないけど、真由子の心の中では生きている。だから、夢だと会えた。
夢の中でも、アキは「悲しい顔しないで。(中略)有名になってよ。」と言った。それはアキが真由子に強い希望を抱いている。
それが真由子を動かした。
真由子とアキとの強い友情。信頼。見えないものがしっかりとあった。
と終わらせたらかっこよかったですね。トホホ。
詞についてですが、実は題名がついてたんです。でも、作曲している真由子が題名をつけるのが違和感があったので、題名はお蔵入り。
続編ですが…全然考えてなかったんですが、終わり方が終わり方なんで……考えておきます(笑)
長々と語りましたが、『君との約束』についてでした。