舞台は遠い遠い未来。外惑星にも人々が住めるようになった世界で、盲目の少女はアンドロイドと暮らしています。ロボット技術が進み、どんなに便利になっても、人の心は変わらない。よい部分も、そして悪い部分も。けれども、彼女は闇の世界でも決して光を忘れません。光が無くても、誰かが光を灯してくれる。そして彼女も光を灯せるのです。ショートストーリで読みやすかったです。また、専門用語やその作品内だけでしか使用されない用語にも注釈があり、違和感なく読むことができました!素敵な作品をありがとうございました!
ラストが素敵でした!
ひとことで言えば、いい作品です。ヒナという盲目な少女が主人公で、アンドロイドや宇宙船が登場するわくわくする作品です。それならではの展開もあって、ハラハラと楽しく読めるのでおすすめです。恋心が垣間見える作品でもあり、すごくほっこりしました。短編ですが、9999字とまるで狙ったかのような文字数!短くてすぐ読めると思うので、ほっこりしたい人は読んでみてください!
地球外の天体に植民するようになった人類。そこでも、相も変わらず「イジメ」が蔓延っている。ワタシは目が見えないけど、眼が見える。本物の眼で物が見えるわけではないからこそ真実が見える。