十五通目 時差とレシピ

酒豪ローサリー


同じ十七才が酔いながらお手紙を書いてることに、

驚きを隠せない高校二年生の男子竜仁です。

どうもこんにちは!


きっとお母さんに、

そんな子に育てた覚えはありませんよって、言われる。

と、思ったけど、

成人が十三才という早さだから、お酒は有りなのか。

ちなみに日本の成人は二十才なので、今の年齢でお酒のむと怒られる。


というわけで、前置きが微妙に長くなったんだけど、

手紙が届いてから二週間経過してから返事を書いてるっていうのが、

一番気になった。

ローサリーからこっちに返事が届いたのが、

俺が前回手紙を送ってから、三日後だったんだ。

ゆえに、現在で四日しか経過してない計算になるね。


時間の差がどうなってるのかわからないし、

そもそも時差なのか、年単位でずれてるのか、

それすらも不明な国、というか世界が、凄く気になる。

強い騎士団のことが、すっぽりと抜け落ちるくらいに。

とりあず、オース騎士団が凄いことは理解したのでいけるはず。


とりあえず自分のために書くと、今は六月三十日

こっちの日付のお話。

天ぷらのレシピも同封します。

それでは、この辺で。

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