十四通目 酔っ払いと騎士団
タツヒト
こんにちは。ローサリーだ。
今回は返事が遅くなってしまった。
手紙を貰ってから二週間ほど経過して、返事を書いている。
さて、ここで貴殿にマヒラ国オース騎士団の凄さを説明しようと思う。
国の安全が大丈夫か、ということだが、
我々オース騎士団は日々モンスターや犯罪者と戦うことを想定し、
訓練を行っている。むろん、残念ながら実践も多分にある。
放っておけば安全が少ないのは確かだが、
街を守る役目を、騎士は一心に担っている。
ゆえに我が国は、世界随一の安全を誇る。
もちろん他国も例外ではないが、
マヒラ国では層が薄い魔導士も、外部から雇っているため、
攻守の基盤は完璧であるといっても過言ではないだろう。
そして、騎士団団長ガルド・アートというドラゴンキラーの象徴のおかげで、
上から下までその信頼を強固なものにしている。
私は、騎士団の一員として、その誇りを胸に日々の職務に全うしている。
貴殿は今はまだ、勉強をしている身で働いてはいないみたいだが、
ぜひ自分が喜べる仕事に従事して欲しいものだ。
それは友人として切に思う。
そして、
ニホンの食事も一度食べてみたい。
やはり命は食でつなぐものだから、
より美味しく、楽しく堪能するのが良い。
あとお酒も。
酒といえば、あれ、酒といえば、
久しぶりに今飲んでるんだけど、
なんだろ、なんかよい気分になってーーーーーーー
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