十一通目 フレンドリーになろう
ローサリー
こんにちは。
雨が良く降る梅雨の時期になって、
気分が下を向く毎日を送ってる竜仁です。
と、冗談はさておき、魔法の国という言葉に、
俺のワクワクが弾けまくりで、感無量だよ。
割とフレンドリーな文章になってると思うけど、
そこはよしなに。
ネットっていうは、インターネットと呼ばれるもののことで、
簡単に言えば、調べ物をしたりするのに便利な道具みたいなものだよ。
それで、マヒラ国の事とかを、調べたんだ。
ローサリーの言うことが本当なら、
もう俺いるところとは、全然違う世界じゃないかと思えてきた。
魔法は、冒険を魔力で乗り切る魔法使いとか、
僧侶が死んだ仲間を復活させたりとかは、
創作の類でたくさん出てくるけど、さすがに現実では無い。
まさかとは思うけど、精霊とか、召喚獣とか、あとドラゴンなんか、
いたりする??
手紙のやりとりができる原因については、確かに気になる。
調べれる人がいるなら、調べてもらったほうがいいはず。
俺も家の近くの郵便ポストを時々見るけど、何の変わり映えもしないから、
全然何もわからない。
そもそも互いの国の言葉に勝手に翻訳されてるっぽいので、
それも意味が分からないね。
あと、マヒラ国は戦士や騎士の国って言ってるけど、
日本も大昔は、武士という当時の高い地位の人が、
刀という一種の剣を持って、国を支配していた時代があったから、
そういうイメージであってるのかな。
ますます、そっちのことが気になる次第。
俺は平凡な高校生活を送ってるから、
危険といえば変な奴に絡まれる可能性があることくらいで、
やっぱり恵まれてるなあと思うよ。
それじゃあ、今日はここらへんで。
また次の手紙をよろしくお願いします。
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