日常、それは「どこにでもいる高校生」の日常だった。
この作品の見どころは、短編では決して終わらせてはいけない傑作になれる作品だと強く感じました!
~作中の文章~
「はじめまして。寿潤と言います。『寿さん』なんて堅苦しいので、気軽に『潤ちゃん』って呼んでください…なーんて…ふふ…」
と、主人公の前にパンチの強い謎の転校生が登場するシーンがとてもアニメを見ているようで、これは短編で終わるのか?と思いつつ、読み進めると、寿の手から白い紙片が俺の机の上に投げられて……。
『昼休み 校舎裏に来てください』
ここからが、本当に面白い!!
確かに最初に「無理やり1万字に収めたため、展開が早すぎになっているかもしれません」と書いてある通り、少しラストシーンが早い気もしますが、これが本当のプロローグじゃないか!!と、ツッコんだくらい素晴らしい作品です!
これはもっと広まるべき作品です!
ぜひともご覧になってみてくださいね!!