編集済
ロシアの小説を読んでいると「名前が覚えられん!」という状況に陥ることがよくありますが、それと似た感覚を味わいながら読んでいました。
突然、日本の火の神「カグツチ」が出てきて、覚えている名前はそれだけ。
巧みな文章の中に微妙な違和感や「過剰さ」を織り交ぜていくことで、現実をカリカチュアしていく『すしプロ〜』を読んでいることもあり、これも何かの風刺なのでは? と思っていたら……納得の終わり方です。
ひょんなことから、という大胆な略し方も含めてカタルシスがありました。
面白かったです!
作者からの返信
コメント&星ありがとうございます!
この小説を書くに当たって、ロシアの人名・地名から、とにかく舌を噛みそうな名前を探し出してきました。実を言うと純太さんと同様、作者である私ですら正確な名前は覚えきれていません(笑)。
そしてまあ、これも諷刺といえば諷刺ですね――異世界転生物全般に対する。例えば、死んだ時の服を着たまま異世界で生活するとか、あまりにも釈然としなかったのです。
愉しんでいただけて、本当にありがとうございました!
転生したあとどうなるのだろうと思っていましたが、『ああ、なるほど』と、思わず笑みが漏れました。
ラスト1頁に、完全にやられましたね。
とても面白かったです。(^^)
作者からの返信
応援&評価ありがとうございます(;・∀・)
これ、途中でばれないかどうか公開したときは心配だったんですよね。けれども、驚いていただけて幸いです。